TBS (C)週刊実話Web
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「VIVANT」大成功で“ドラマのTBS”復活!? 笑い止まらず続編に意欲的

主演の堺雅人(49)をはじめ、阿部寛(59)、二階堂ふみ(29)、松坂桃李(34)、二宮和也(40)、役所広司(67)ら豪華俳優陣が共演する日曜劇場『VIVANT』(TBS系)が9月17日、最終回を迎えた。


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同ドラマは自衛隊の特殊部隊・別班の乃木憂助(堺)と公安警察、謎のテロ組織『テント』の三つ巴の戦いを描いたアドベンチャー大作。7月16日放送の初回は世帯平均視聴率が11.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)だったが、第5話以降は14%台をキープ。9月10日放送の第9話でも番組最高タイの14.9%を記録、回を追うごとに盛り上がった。


「しかも、この9話はNHKで生中継された『ラグビーW杯2023 1次リーグ・プールD 日本×チリ』の裏番組だったため、堺ら出演者が撮影秘話を語り尽くす150分の生放送とセットで放送した。結果はW杯が前半19.3%、後半19.7%で勝利したが、ドラマで再び番組最高視聴率を記録したことから、『挑戦状を叩きつけ、いい勝負を展開した』と話題になっているのです」(放送記者)

配信サービスでも歴代視聴数トップに

ちなみに、W杯に特番をぶつけたのは『半沢直樹』シリーズを手がけ、同ドラマの企画・演出を担う福澤克雄氏とみられるが、こうした強気の姿勢が取れるのは、ある〝目論見〟が当たったからなのだ。

「モンゴルロケまで敢行した本作は当初、制作費が1話1億円と報じられ、費用対効果が合っていないと評判だった。ところが、裏に巧妙な皮算用がうごめいていたのです。今年6月にTBS系の番組配信サービス『Paravi』が『U-NEXT』に統合されたが、『VIVANT』はここで国内ドラマの歴代視聴数1位を獲得。実は再生数を稼いで採算を取ろうと巨費を投じてきたため、その後勢いづいているのです」(同)


賭けに勝った『VIVANT』は、今では早くも続編の制作が決まったともっぱら。TBSも笑いが止まらない状態だという。


「続編には『U-NEXT』からも資金投入される可能性が大。局内では『今後は同社の豊富な資金で良質なドラマを制作しよう』との声もあります」(芸能記者)


『VIVANT』人気で〝ドラマのTBS〟が復活!?