草彅剛 (C)週刊実話Web
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【草彅剛】全裸で「シンゴー!」と絶叫!? SMAP“2人目の逮捕者”容疑は公然わいせつ《ジャニーズ醜聞史8》

創業者・故ジャニー喜多川氏の性加害事件をついに認めたジャニーズ事務所。同社は、これまでも所属タレントたちの数々のスキャンダルをもみ消してきた。過去を振り返ると、〝醜聞隠蔽〟が同社の歴史そのものだったことが分かる。


【関連】【稲垣吾郎】逮捕されても「容疑者」ではなく“メンバー”呼びで報じたテレビ局の忖度《ジャニーズ醜聞史7》 ほか

稲垣吾郎に続き、SMAP2人目の逮捕者となったのは草彅剛だった。


2009年4月23日午前3時ごろ、東京都港区の檜町公園で「酔っ払いが騒いでいる」と近隣住民から通報が入った。


警察官が現場へ急行すると、泥酔して全裸になった男が座り込んでおり、公然わいせつの疑いで、その場で現行犯逮捕されてしまう。


この全裸男が草彅だったのだ。


「現場では『シンゴー!』と、SMAPメンバーで盟友の香取慎吾の名前を絶叫していたとも報じられました。当初は違法薬物の使用を疑われ、当日の夕方には現場近くの東京ミッドタウン内のマンションにあった草彅の自宅にガサ(家宅捜索)まで入り、大騒ぎになったんです」(ベテランの芸能記者)


各種薬物検査の結果は「シロ」。呼気1リットル中に0.8ミリグラムのアルコールが検出されたのみで、家宅捜索でも何も押収されず、〝薬物使用疑惑〟は晴れた。


悪質性も低く、翌日付で釈放され、「十分な反省の情があった」として、同年5月1日には起訴猶予となったが…。


「謝罪会見を開き、本人は『当時の記憶が全くない』と釈明したが、〝全裸逮捕〟のインパクトは強烈で、活動自粛を余儀なくされました」(前出・芸能記者)

異例のスピード復帰

もともとイメージが良く、それまでに目立ったスキャンダルもなかったため、同年5月28日には仕事復帰し、すべてのレギュラー番組への出演も再開。その年の7月から放送されたフジテレビ系の主演ドラマ『任侠ヘルパー』での演技が高く評価され、12年に映画化されたほどだ。

「これが、草彅の主演ドラマでは唯一の映画化作品となりました。不祥事の直後に放送された作品であるにもかかわらず、異例のことだと語り継がれていますよ」(同・記者)


草彅はテレビ番組内でも飲酒することがあるほどの酒豪だったが、この事件から約5年間は断酒。2014年になって、タモリの計らいでようやく解禁した。


「21年8月1日に配信されたABEMAの番組『7.2 新しい別の窓』に出演した際、『1番後悔していること』を聞かれ、草彅は《脱いでしまった。》とフリップで回答。10年以上が経って、やっとネタにできるようになったんです」(同・記者)


私生活では、一般人女性と結婚したことを20年12月30日に発表。ジャニーズ事務所から退所した後は地上波に出られない時期もあったが、今年になって『罠の戦争』(フジテレビ系)が放送され、〝完全復帰〟を果たした。


21年には映画『ミッドナイトスワン』で日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞を獲得するなど、公私ともに充実しているようだ。