【香取慎吾】“隠し子疑惑”を「友人のお子様」と事務所が全否定！結婚後も真相は封印《ジャニーズ醜聞史6》

創業者・故ジャニー喜多川氏の性加害事件をついに認めたジャニーズ事務所。同社は、これまでも所属タレントたちの数々のスキャンダルをもみ消してきた。過去を振り返ると、〝醜聞隠蔽〟が同社の歴史そのものだったことが分かる。

SMAPの最年少メンバーだった香取慎吾。俳優としても頭角を現していた2000年には『慎吾ママのおはロック』がミリオンヒットとなり、「おっはー」が流行語大賞を受賞するなど、大人から子どもまで愛されるキャラを確立した。

プライベートでは、1997年1月に2歳年上の女性とのデートを報じられていた。

「同年5月には〝婚前旅行〟もスクープされ、夏ごろから2人は都内で同棲。翌98年6月には香取が横浜市内に一軒家を購入し、そこで香取の両親とも同居を始め、女性は香取の両親が経営する雑貨店で働き始めるなど、〝事実婚〟状態になっていました」（ベテランの芸能記者）

2005年の春、香取は女性とともに都内のマンションに引っ越したが、この頃からファンの間で「慎吾に子供ができた」と噂になっていたという。

「のちに、転居先のマンションの管理会社に、香取の階下の住人から『上の部屋の子供の足音がうるさい』と苦情が入ったなどとも報じられています」（同・記者）

「香取に子供はおりません」

決定的なスクープが出たのは17年4月。同居女性とのデートに、親子ほど年の離れた中学生ぐらいの少年も同行していたことを『週刊文春』に写真付きで報じられたのだ。

「その記事で、マンション階下のクレームや、同居女性とのハワイ旅行にも同じ少年が同行していたことなども発覚。〝隠し子騒動〟に発展したんです」（同・記者）

しかし、ジャニーズは「香取に子供はおりません」と全否定。少年については「友人のお子様」とした。

「ジャニーズにとって『文春』は、創業者・故ジャニー喜多川氏の性加害問題を執拗に報じていた〝天敵〟。通常なら同誌の取材には答えないのに、このときはコメントを出したのが異例でした。逆に、それで〝隠し子疑惑〟の信ぴょう性が高まった印象でした」（同・記者）

この報道から約半年後、香取はジャニーズ事務所を退所。稲垣吾郎と草彅剛とともに新プロジェクト『新しい地図』での活動をスタートさせている。

「21年12月28日、現在の所属事務所を通じて一般女性と結婚したことを発表。20年越しのゴールインとなったとみられていますが、いまだに少年が自身の子どもであるかどうかは公にされていません」（同・記者）

中居正広は恋人との子どもを中絶に追い込まれ、香取もこの状態なのに、木村拓哉だけは工藤静香との〝デキ婚〟が許され、長女のCocomiと次女のKoki,は芸能界デビューまで果たしている。

SMAP内で生じたこの格差はなんだったのか。