芸能

【木村拓哉】カオリンを捨てて工藤静香と“デキ婚”SMAP解散時には仲間を裏切り、事務所の危機に「KY投稿」で自滅《ジャニーズ醜聞史4》

ジャニーズ事務所
ジャニーズ事務所 (C)週刊実話Web 

創業者・故ジャニー喜多川氏の性加害事件をついに認めたジャニーズ事務所。同社は、これまでも所属タレントたちの数々のスキャンダルをもみ消してきた。過去を振り返ると、〝醜聞隠蔽〟が同社の歴史そのものだったことが分かる。

木村拓哉が、ジャニーズ事務所の謝罪会見の直後にインスタグラムを更新。性加害の当事者である創業者・故ジャニー喜多川氏が好んで使っていた言葉「show must go on!(幕が上がったら、何があっても最後まで続けなくてはならない)」を引用し、大炎上した。

【関連】工藤静香の“ニヒヒ投稿”に批判殺到「旦那はんダサいことして叩かれてまっせ」 ほか

敬礼したキメ顔の写真までアップし、「あまりに不謹慎だ」といった批判が殺到したため、こっそり投稿を削除。「最高にダサい」などと一気に株を下げたのである。

木村は、2016年のSMAP解散時にも激しいバッシングを受け、人気が急落していた。

「メンバー5人で揃ってジャニーズを退所し、育ての親である女性マネジャーと行動を共にするはずでした。ところが、木村の妻で歌手の工藤静香が、ジャニー氏の姉で〝女帝〟と呼ばれた故メリー喜多川氏からの依頼を受けて夫を説得。木村はジャニーズ残留を決め、SMAPファンから『裏切り者』のレッテルを貼られたのです」(ベテランの芸能記者)

そもそも、木村と工藤の結婚自体が、ジャニーズ史上に残るスキャンダルと言える。

木村といえば、1990年代に「カオリン」と呼ばれたモデルの彼女と9年近くの交際が報じられていた。

ところが、1999年12月に一部スポーツ紙が木村と工藤の交際を報じたのだ。

「交際報道からわずか4カ月後、2人は〝婚前旅行〟で鹿児島県の種子島へサーフィンを楽しみに行き、羽田空港に帰って来た際には、堂々とおそろいのジャケット姿で現れ、報道陣もどよめいた」(同・記者)

2000年11月には2人の結婚が近いことや、工藤の妊娠が立て続けに報じられ、同年12月に結婚。

「当時、ジャニーズ所属のタレントが結婚することは禁じられていたと言っても過言ではない状況でした。それが、人気絶頂期のキムタクが〝デキ婚〟したわけですからね。大騒動になったのです」(同・記者)

“暗黙の結婚禁止ルール”

当然、木村の女性人気は急落。他のSMAPメンバーも、特別扱いされた木村に対する不信感を募らせたとされる。

「解散時に工藤が木村を説得したのは、結婚を許してもらったメリー氏への恩返しだったと言われています」(同・記者)

結局、SMAPはバラバラに。草彅剛、稲垣吾郎、香取慎吾は『新しい地図』を結成。中居正広は、いったんジャニーズに残ったが、これには〝裏〟があったようだ。

「独立した3人が業界から完全に干されないように、事務所との間に入って〝クッション役〟になるためだったとされている」(同・記者)

他のメンバーも、長年付き合っていた恋人などがいたが、ジャニーズ在籍中は結婚を諦め、相手の存在をひた隠しにしていた。

「木村さんが結婚したことで、ジャニーズ内の〝暗黙の結婚禁止ルール〟が事実上なくなったと言えるかもしれません。ある程度の年齢になったら結婚が許される雰囲気になり、実際に後輩たちも続々と結婚していますからね」(民放関係者)

結婚時とSMAP解散時に人気を落とした木村だったが、そのたびにジャニーズ事務所が各所に圧力をかけ、〝キムタクブランド〟を守り続けてきた。

「結婚後、しばらくは工藤さんも子育てに専念。存在感を消すことで木村さんが既婚者であるイメージを最小限にとどめてきました」(同・関係者)

ところが、長女のCocomiと次女のKoki,を相次いでデビューさせ、工藤も活動を活発化させるなど、ここ数年で路線変更。これは、木村に〝理想の父親〟という新たなキャラ付けをし、仕事の幅を増やす戦略だったとされる。

ある芸能プロダクションのOBが言う。

「キムタクも、もう50ですからね。美しく成長した2人の娘と妻に囲まれて幸せな家庭を築いているイメージにシフトしたのは大正解でした」

しかし、今回の「show must go on!」投稿で、全てが台無しになってしまったという。

「投稿内容がジャニー氏にまつわるものですから、力を失った現在のジャニーズ事務所では庇いきれない。映画やドラマも失敗続きのところに、『KY投稿』で自滅。こうなると、SMAP解散の〝A級戦犯〟扱いされている妻の工藤や、娘たちの存在もマイナスに働きかねない。スポンサー各社も、ジャニーズ問題を理由に、キムタク離れが加速するはずです」(同・芸能プロOB)

「ちょ、待てよ」と言っても、もう誰も振り向いてくれなくなりそうだ。

あわせて読みたい