『笑点』(日本テレビ系)からの卒業が決まった林家木久扇(85)の後釜をめぐり、キャスティング調整が揉めに揉めているという。
「来年3月まで約半年近くあるのに調整が間に合わない。本来なら木久扇にとって最終回となる来年3月31日に新たな大喜利メンバーをお披露目したいのですが、奇跡でも起きない限り、このスケジュールでは無理だと思います」(制作会社Fプロデューサー氏)
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ポスト木久扇は、笑点のレギュラー陣が所属する団体を巻き込んだ派閥抗争に発展しつつあるという。
「所属する派閥から大喜利メンバーが出れば、お金が落ちるんです。公演会をやればチケットは完売。そこに同じ派閥の落語家をセット売りできるわけです。地方の公演で最低でも1日あたり300万~1000万円の現金収入が期待できます。さらにCMを取れば10~20倍にもギャラが膨らむわけです」(日テレ関係者)
新たな問題が勃発…
また、笑点メンバーが所属する団体事情を考慮すれば、おぼろげながら後任は推測できるという。
「バランスを考えるなら円楽一門会は外せない。三遊亭楽大と三遊亭好楽の弟子にあたる三遊亭好の助、他は三遊亭兼好と三遊亭萬橘の4人。ネックは知名度が低いこと」(芸能プロ関係者)
そうした中、司会という立場を利用し新たな増員を画策しているのが、腹黒とのウワサが消えない司会の春風亭昇太だという。
「芸術協会所属で若手育成機関『成金』で才能を発揮した春風亭昇々と柳亭小痴楽です。桂宮治もこのメンバーだった。日テレの制作サイドも人気と知名度から、ひそかに望んでいるといわれています」(事情通)
一方、番組の放送作家陣からは立川流の立川晴の輔や女性落語家の蝶花楼桃花の2人を推す声もある。
「晴の輔は、実に興味深い人選です。さらに桃花は木久扇が所属する落語協会に所属し、可能性は十二分にある」(放送作家)
笑点メンバーとして座布団を手にするのは…?
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