
今回取り上げるのは、先ごろ、テレビ東京アナウンサー・野沢春日との熱愛が報じられた、女子プロゴルファーの渋野日向子。全英女子オープン(2019年)の優勝は、まだ記憶に新しい。
彼女の特徴は、まず笑顔。笑顔が明朗で、いつも笑っている印象の人は、他人の助けを得やすく万事に強運。特に、彼女のように笑うと口が横に大きく拡がるのは良運を引き寄せる相だ。
加えて、彼女は補弼(頬骨と鼻の間の肉の盛り上がり)がとても豊か。これは人気運のある相で、(異性同性を問わず)モテ相でもある。
重眼(小さい目)で、細くて目尻の上がった眼形は、(芸能人女性に多い他力本願とは真逆の)自力本願タイプで、地味ながら辛抱強く、意志強靭な努力家の相だ。ただ、異性へのセックスアピールは弱く、性愛には慎重で臆病だ。
出っ張った耳廓(耳の内側の波打った部分)はアグレッシブで攻撃性が強く、狭い眉間(集中力が強い)や小さい耳(反射神経にすぐれる)も、スポーツアスリートに多く観られる相だ。
性感・性欲のバロメーターとなる臥蚕(下瞼の三日月形の部分)の張りがほどよく発達しており、田宅(上瞼)も肉厚で、今後、中年以降にかけて淫蕩さが増してゆく。唇が上下とも厚めで情愛も豊かだ。
【スタミナ度】は満点の「5」
鼻下が短いのは、男性の目にはチャーミングに映り、モテ相の1つ。深慮よりも直感や感性に頼る相ながら、長い眉がその欠陥を補っており、バランスは取れている。
【官能度】は「3」寄りの「4」。【モテ度】は重眼がマイナスに影響して「3」どまりとなった。
口が大きく、歯列のアーチも大振りなのに加え、彼女は歯が大粒で特に門歯が大きく、これは生命力・体力ともに強靭でバイタリティー豊かな相。
一方、この歯相は性格的には大雑把でガサツゆえ、エロスの場面では情緒や繊細さに欠け、大味の感は否めない。
金甲(小鼻)が張り、鼻孔が大きいのは排気量の多い車同様、エネルギッシュで力やお金の出し惜しみをしない姉御肌の相。【スタミナ度】は満点の「5」だ。
先天的名器度の指標となる耳穴の下のミゾがやや広めで、後天的名器度が現れる口元の肉付きと締まりも平凡ながら、出っ張った耳廓は絶頂時の膣収縮の激しい相で、男性側の実感としては1ポイントアップし、【名器度】は「4」寄りの「3」と観る。
決定的な後家相(夫や恋人を尅する相)と良妻相がともになく、【良妻度】は平均値の「2」寄りの「3」。
目尻の上がった眼形があげまん相で、張った金甲もプラス要素。豊かな臥蚕とやや突き出た感じの唇がマイナスながら、【あげまん度】は「3」と、現代女性では高い方だ。
劉飛昶(リュウ・ヒチョウ)
観相学・東洋運命学・心理学などを独学。セクソロジーにも通じ、女相から性感の特徴などを観極め、現代にフィットした〈新〉淫相学の研究に取り組む。淫相学とは、観相術の中でも男女の交わりに主眼をおいた観法の総称。