左から、井ノ原快彦、東山紀之氏、藤島ジュリー景子氏、木目田裕弁護士 (C)週刊実話Web
左から、井ノ原快彦、東山紀之氏、藤島ジュリー景子氏、木目田裕弁護士 (C)週刊実話Web

ジャニーズ“頼みの綱”のコンサート事業も先行き不透明?大規模会場出禁の可能性…

モスバーガーを運営するモスフードサービスが13日、ジャニーズ事務所の所属タレントを起用した広告を中止すると明らかにした。


この日から、テレビなどで新商品のCMを始めたが、「すみやかに取りやめる」という。


契約の途中解約はせず、満了をもって終了し、今後新たな契約もしない方針。その理由を「当社の人権方針に反するため」と説明している。


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モス側はこれまで、新CMについて「現契約に基づいて実施する」としていたが、初日にいきなり方針を転換。新商品「月見フォカッチャ」のCMに、「Snow Man」の渡辺翔太とラウールを起用していた。


「モスは国内でビジネスを展開しているので、一度は『起用に問題なし』と判断。しかし、ネット上でジャニーズのタレントを起用していることによる〝不買運動〟を煽るような動きもあり、世間の批判も高まりそうなので取りやめに。今後、国内でビジネスを展開する企業もモスに追随することになるだろう」(広告代理店関係者)

大規模会場でのコンサートはできなくなる?

続々とCMスポンサーが離れることにより、各番組にCMを入れているテレビ各局も、ジャニーズタレントの起用を控えることになりそう。

そうなった場合、〝頼みの綱〟となる収入源が、各グループのコンサート公演だ。


「具体的な数字は明らかになっていないが、チケット代、コンサートグッズ、さらにはチケットが外れたファンも強制的に支払わされる謎の手数料など、その収益は莫大。ほかの仕事が減った分、各グループの公演は増えるのでは」(音楽業界関係者)


しかし、それも切れそうな気配が漂っているというから穏やかではない。


「すでに、国際的な問題に発展してしまっている。東京ドーム、日本武道館、さいたまスーパーアリーナなどの大規模会場は、『ジャニーズに貸すならやらない』と海外の有名アーティストに敬遠されるリスクがあるため、次第にジャニーズに貸さなくなるのでは。そうなったら、中規模以下の会場でしかできず、配信の有料視聴者を増やすなどして乗り切るしかないが、トータルの収益は減るだろう」(同・関係者)


東京ドームは13日、12月に開催予定の「Sexy Zone」のコンサートについて、イベント主催者に対し契約解除を求めないとしたが、年明け以降はどうなるか。


またまたジャニーズは、頭の痛い問題に直面しそうだ。