創業者・故ジャニー喜多川氏の性加害問題をめぐり、ジャニーズ事務所は13日、被害者救済委員会の設置などの被害補償および再発防止策を発表した。
今月7日に東山紀之新社長らが会見。翌日以降、CMスポンサーが続々と契約打ち切りを表明し、窮地に追い込まれているが、信頼回復の1つの施策として、今後1年間は広告などの出演料をすべて所属タレントに支払い、事務所として報酬を受け取らないことを公式サイトで表明した。
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「ジャニーズのタレントは歩合制ではなく給料制だが、今後、事務所の収益が減り続けると、タレントへの給与補償が難しくなる。そのため、1年という期間を設けたものの、要は事務所が〝ピンハネ〟しないことを表明。とはいえ、所属タレントたちの収入も大幅減になりそうで、そのうち、事務所が〝持ち出し〟で給与を支払うことになるのでは」(テレビ局関係者)
無報酬の社長・ヒガシを支えるのは…
新社長に就任した東山だが、年内いっぱいで現役を引退し、来年からは社長業に専念することを発表。年内は主演舞台やディナーショーが残っているが、来年以降、事務所の無報酬に合わせ、当然、社長としても無報酬になりそうだ。
「本来、ジャニーズの社長ともなれば、数億円の報酬を受け取れていたはず。しかし、さすがに、この状況で高額の報酬を受け取ったとなれば、世間から非難を浴びることになるだろうから、普通に考えれば無報酬だろう」(芸能記者)
東山といえば、妻で女優の木村佳乃との間に2人の女児がいるが、東山が無報酬となれば、木村が一家の〝大黒柱〟としてバリバリ働くことになりそうだ。
「すでに、ドラマにはコンスタントに出演しているが、お嬢さま育ちにもかかわらず、体を張ったロケで大いに話題になったバラエティー番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)への再登場もありそう。まるで懺悔でもするように、海外で体を張った姿をお茶の間に見せることで、夫の会社に対する風当たりも弱まるのでは。木村もモヤモヤが溜まっているはずで、憂さ晴らしにもなりそう」(同・記者)
木村の〝内助の功〟がジャニーズのイメージ回復につながるかもしれない。
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