ジャニーズ事務所 (C)週刊実話Web
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“ジャニタレ救済”に乗り出す事務所とは…『Aぇ! group』『キスマイ』移籍か

創業者である故ジャニー喜多川氏の性加害問題で、ジャニーズ事務所は7日に記者会見を開き、性加害の事実を認めた上で謝罪した。これにより、多くのジャニーズタレントを起用してきたCM業界では、大手企業を中心に〝ジャニーズ離れ〟が急速に進んでいる。


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このままでは、ジャニーズタレントたちも事務所に残るメリットが薄くなり、大量退所にもつながりかねない。


「これまでは、ジャニーズの看板でドラマや映画への出演、CMなどの仕事も回ってきたわけですが、スポンサーから総スカンを食った以上、テレビ各局もジャニーズ排除に舵を切るはずです。そうなると、『ジャニーズ所属のタレント』という肩書が逆に邪魔になる」(スポーツ紙記者)


行き場を失ったジャニタレたちの〝受け皿〟になりそうなのが、「株式会社TOKIO」だ。


「TOKIOのメンバー3人が経営する『株式会社TOKIO』は、現在はジャニーズの〝関連会社〟ですが、提携関係などを見直した上で退所を希望する後輩たちを受け入れるのではないかと言われています」(同・記者)


すでに、具体的な名前も取り沙汰されているという。


「TOKIOの番組『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)に頻繁に出演している、草間リチャード敬太さんが所属するAぇ! groupを獲得するのではないかと噂されています」(他局のスタッフ)

タッキーに取られるくらいなら…

中居正広が社長を務める個人事務所「のんびりなかい」にも同様の動きがありそうだ。

「中居は、これまでかわいがり続けてきたKis-My-Ft2を引き受けるという話が出ている。特に、中居が過去にプロデュースした『舞祭組』のメンバーは人気がなく、千賀健永さんは売り出し中にもかかわらず元セクシー女優の三上悠亜さんとのスキャンダルを撮られたばかり。このままでは解散なども視野に入ってくるので、中居さんにグループ全体のプロデュースを任せるという声もあるようです」(同・スタッフ)


こうした動きの背景には、滝沢秀明氏が設立した「TOBE」の脅威があるようだ。


「このままでは、多くのタレントをTOBEに奪い取られてしまう可能性が高い。そうなる前に、さまざまな形で手を打つ必要があります。その一環として、TOKIOや中居さんにタレントさんを預けて、一時的にジャニーズ事務所から切り離そうとしているのではないでしょうか」(同・スタッフ)


そのTOBEは、このタイミングで新たな所属タレントの発表を17日に予定している。


「加入するのは、先月末でジャニーズを退所した元Kis-My-Ft2の北山宏光でしょう。北山は、17日が誕生日で38歳になる。しかも、滝沢氏はX (旧ツイッター)で『きたきたきたきた』とコメントしていますからね」(前出・スポーツ紙記者)


ジャニーズ事務所にも、新たな動きが。深刻なスポンサー離れを食い止めるため、今後1年間はCMや番組出演などで得たギャラは全額をタレント本人に支払い、芸能プロダクションとしての報酬は受け取らないと発表したのだ。


「これは、一部スポンサーからの提案を受けて実施する措置だとされていますが、所属タレントの流出を防ぐ狙いもありそうです。他の事務所に移籍しても、ギャラを全額もらえるところなんてありませんからね。TOBEも、ジャニーズ時代より多いタレントの取り分を提示しているはずですが、全額となると太刀打ちできない」(同・記者)


「ジャニーズ」という社名を残す決断に批判が殺到し、「解散論」まで噴出する中、東山紀之新社長はあくまでも〝show must go on!〟するつもりのようだ。