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阪神・藤浪晋太郎に『楽天』『西武』『日本ハム』がトレード虎視眈々!?

(C)週刊実話Web 

二度のコロナ集団感染の責任を取って球団社長が辞任を表明した阪神。矢野監督率いるチームは、さらに衝撃的な激震に見舞われることとなりそうだ。

フロントも襟を正した以上、グラウンドだけそのままというわけにはいかない。粛清の標的は、あの藤浪晋太郎だという。

「例年にはない厳しさで今季の敗因が分析されています。今季の2位をどう評価すべきなのか。今はプラスに捉える声とマイナスの両方が聞こえています」(在阪記者)

47勝44敗5分け(10月11日時点)。2位確保の可能性は高い。「よくやった」とも言えるが、巨人に対してはシーズン終了を待たずに「9年連続」の負け越しが決まっている。

「特定チームに負け続けている」ことも評価が分かれる原因だが、矢野燿大監督はこうも語っていた。「藤浪が復活しなくても、オレは優勝、日本一を目指す。復活すれば、独走」――。

関西系メディアに対して放たれた言葉だが、矢野監督がそう語ったのは、実は一度や二度ではない。

「藤浪が復活しなくても困らない投手編成をしてきたつもり。でも、藤浪に振り回される結果となってしまいました」(在阪記者)

フロントも藤浪をかばい続けることができない…

9月下旬に、中継ぎに転向した藤浪。全力投球が合っているのか、比較的安定した投球を見せているが…。

「矢野監督は〝復活の途中〟と見ています。先発で勝ってローテーションに定着したら、そこで復活と判断するようです」(同)

そもそも、藤浪はエース候補だ。現状を好意的に見るフロント幹部も多く、それがこれまでの不完全状態での先発テストやトレード放出の妨げになっていた。

「二度目のコロナの集団感染が確認され、阪急阪神HDの角和夫CEOが憤怒しました。ルール違反の大人数で食事をしたことなど、球団の甘い体質を指摘していました」(ベテラン記者)

角CEOは阪急の出身だ。阪急側はタイガースのことには遠慮して口を挟まないできたが、堪忍袋の尾が切れたのか、今後はチーム編成などにも関与してくるという。

「リリーフ陣に不安のある楽天、クローザーの増田達至のFA流出が噂される西武、エース・有原航平のメジャー挑戦を控える日本ハムが、藤浪に注目しています」(同)

フロントも藤浪をかばい続けることができなくなっている。矢野監督も2位で安堵とはいかないようだ。

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