(画像)Dean Drobot/Shutterstock
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西武・山川穂高にDeNA への移籍が浮上!? バウアーの敏腕弁護士が援軍か

知人女性に性的暴行を加えたとして、警視庁に強制性交容疑で書類送検された西武ライオンズの山川穂高選手が、嫌疑不十分で不起訴となった。これで山川は一軍出場と国内FA権獲得が今季中に可能になったが、ネット裏で大砲獲得の「胸の探り合い」が本格化…。


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強制性交の嫌疑が「不起訴」となり、西武の山川穂高内野手(31)が横浜DeNAにFA移籍する可能性が浮上した。サイ・ヤング賞投手のトレバー・バウアー(32)が後見人となり、トリプル本塁打王と連合して「虎退治」。背後でバウアーの代理人、赤髪の美人弁護士が暗躍――。


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今年のオールスターゲームでは、出場選手の最後の1人を追加する「プラスワン投票」が行われた。そこで36万9446票と史上最多得票で当選したのが横浜DeNAのバウアーだった。2020年にメジャーリーグでサイ・ヤング賞を獲得したブランドを活かし、ツイッター(現X)とYouTubeで投票を呼びかけ、セ・リーグ2位のヤクルト・村上宗隆に10倍以上の差を付けて圧倒した。


「そのバウアーは、登録者38.3万人、累計再生回数2576万回の人気ユーチューバー。登板の合間に広島の原爆ドームを訪れたり、東日本大震災で津波と原発被害を受けた福島県の小学校を訪問したり。社会的な見聞を交え、週1回のペースで発信。その人気は球界の枠にとどまらない」(ネットニュース・記者)


そのバウアーは既に10勝を挙げているが、8月30日の阪神戦で右腰を痛め登録を抹消。プライベートの時間が増えたため、チーム関係者によると、目下最大の関心事は性的暴行の嫌疑により三軍での調整を余儀なくされる西武ライオンズ・山川穂高の名誉回復。SNSメディアを使って支援を呼びかけ、一軍復帰の世論作りを検討しているという。

FA移籍も消滅か!?

山川は昨年11月に都内のホテルで知人女性に性的暴行を加えたとして被害届が出され、警視庁が強制性交容疑で書類送検。東京地検は8月29日に「犯行を認めるに足りる証拠はなかった」と、不起訴処分とした。これで山川は一軍でのプレーが実質可能になり、今季中の国内FA権獲得(残り16日)に光明が…。ホームラン王3回(昨季は41本塁打、90打点で2冠)の「H砲(穂高砲)」が市場に出れば、セ・パの勢力地図が塗り変わる。球団間の腹の探り合いが活発化している。

FA争奪戦なら資金豊富なソフトバンクと巨人が断然優位。しかし、コンプライアンス順守が当たり前の今、悪いイメージが付いた山川を獲得することに親会社やスポンサーが反発し、今回は共に及び腰という。


「そこで浮上したのが、DeNAです。バウアーがチームに獲得を勧め、自分が後見人になって支えると。球団はバウアーの引き止め問題を抱えており、彼の提案をぞんざいに扱えません。それに、2人が連合すれば来季の虎退治も可能です。あとは西武の方針次第…」(大手紙スポーツ担当記者)


しかし、事はスムーズに運ばない。昨オフの年俸更改で西武は山川が2023年に国内FA資格を得ることを見据えて4年契約を提案したが、これを拒んで1億4000万円増の単年2億7000万円で契約したからだ。


そんな経緯があり、不起訴になったとはいえ、親会社の意向もあって西武は今季、一軍に上げない方針。そうなれば、山川のFA移籍も消滅する。


「バウアーが疑問視するのが、西武の山川への対応です。球団が弁護士を用意し、被害届を出した女性に和解金を払い、示談を成立させようとした。本人が(性行為は)合意の上だったと主張しているのにです。結局、山川は自腹で弁護士を雇い嫌疑を晴らし、女性が求める示談金を払わずに不起訴を勝ち取った。他人事と思えないのでしょう」(同)

援軍はバウアーの美人弁護士か

というのも、バウアーは山川と同じ1991年生まれ。女性問題での苦境も共有する。レッズ時代、最優秀防御率とサイ・ヤング賞に輝き21年2月にドジャースと3年総額1億200万ドル(当時128億円)で契約した。

期待に応え、バウアーは21年には6月までに8勝したが、突然、知人女性が性的暴行を受けたと告発。ドメスティック・バイオレンスに厳しいMLBは「7月2日から調査終了まで」バウアーの試合出場を停止し、野球人生が暗転した。


この件は22年2月に証拠不十分で不起訴となったが、MLBは194試合(1シーズン)の出場停止処分を科した。これに伴い、ドジャースは契約を解除したため移籍先を公募したが、応募球団はゼロ。絶体絶命のピンチの中で23年3月に年俸4億円でDeNA入りした。


この間の一連の流れの中で見逃せない存在が、バウアーが19年から代理人契約しているレイチェル・ルーバ氏。2人は名門UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)の同窓生で、バウアーのYouTubeチャンネルにもよく登場する赤髪の美人弁護士だ。ドジャースとの超大型契約、レイプ嫌疑をはねのけた不起訴、海を越えたDeNAとの電撃契約…いずれも、この才女が手がけたものだ。


「今回の山川のレイプ嫌疑は、バウアーの案件と酷似している。そこで2人は、その際の経験を活かして山川に協力しようと。優秀な弁護士は他にもいるが、MLBと選手会の弁護士に就き、調停やハニートラップにも詳しい女性弁護士はいない。何よりの援軍だろう」(スポーツ紙デスク)


そのルーバ氏が今、取り組んでいるのが、来季のバウアーの契約だ。DeNAがバウアーを獲得できたのは、ドジャースが今季の年俸(2200万ドル・約32億円)を支払っているから。ドジャースとの関係が切れる来季は、こうはいかない。


DeNAが契約を継続するには、バウアーの年俸倍増と、山川の獲得が最低必要条件。それが整わなければ、「バウアーと山川がセット」で、ソフトバンクまたは巨人へ移籍するシナリオが浮上する。


戦場を離れたとはいえ、バウアーの動向、そして彼のYouTubeチャンネルから目が離せない。