
来年の北京冬季五輪でメダルが期待される女子スキージャンプ選手・高梨沙羅の扱いが、ナゼか厳しい。勝っても賞賛の報道をあまり聞かなくなったともっぱらだ。
「以前はスポーツ紙や週刊誌と冷戦状態でしたが、今はテレビともうまくいっていない。これまでプレスルームや所定場所では彼女もコメントを出していましたが、最近はめったにない。彼女とマスコミの溝は以前にも増して深くなった気がします」(スキージャンプ関係者)
今季のスキーW杯ジャンプ女子個人で第6戦、第7戦と連勝。男女歴代最多を更新するW杯59勝、通算104度目の表彰台を記録した。
「東京五輪や新型コロナの騒ぎがあるにせよ、彼女はすごい記録を更新中。でも、扱いは雑多ニュースの1本。飛んでいる場面か表彰台のシーンを映して、テレビも終わり。しかも第5戦はスーツが大き過ぎて失格。その場面の方が『ルール違反、失格』として何度も放映されました」(同・関係者)
高梨とマスコミのアツレキは数年前から。コトの発端は、長野県白馬での競技の際、男子のレジェンド選手・葛西紀明がファンの撮影に応じたときのこと。
「高梨が葛西のそばを通り、ファンは高梨にも声を掛け、葛西とのツーショットを撮ろうとしたのです。すると高梨は『肖像権があるので』といって無視。ファンはポカーン。そばにいたスポーツ紙と葛西はその態度に激怒したのです」(スポーツ紙記者)
海外では偉大な選手扱いなのに…
しかも彼女との敵対理由はこれだけではない。
「現場での取材やインタビューは、スポーツ紙や週刊誌はギャラなし。テレビは単独の場合は払っていたので、個々のテレビには応じていた。でも昨今はテレビも不況で、ノーギャラ。それで高梨はしゃべらないのです」(同・記者)
高梨の父親を取材する場合も、経営する焼き肉店を指定され、飲食費、ギャラを払わされることが問題となった。
「スポーツ選手は立ち話でも、調子や結果をコメントするのはファンへのサービスです。でもギャラを払わない社には口を開かなない。だから彼女の言葉は載らない、放映されない。彼女は、よく〝整形疑惑〟を書かれますが、彼女を嫌う週刊誌の定番記事です。海外では偉大な選手扱いなのに、日本ではバッシングの対象。本当に不幸な関係です」(週刊誌編集者)
ますますドロ沼だ。
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