フジテレビが、『ぽかぽか』の打ち切りを英断したという。今年1月9日の初回放送以来、視聴率は低迷し続け、週間世帯視聴率は2％弱。個人視聴率に至っては1％を切る事態に。低視聴率を理由にわずか9カ月で終了となった前番組の『ポップUP！』にも劣らない視聴率に、局内からは〝ヤバいよヤバいよ〟の大合唱が沸き起こっている。

【関連】フジテレビ『ぽかぽか』ゴールデン特番は“自爆テロ”？視聴率爆死を覚悟で放送する裏事情 ほか

「本来なら9月いっぱいで終わらせる方向だったんですが、MCのハライチが所属するワタナベエンターテインメントとの話し合いがこじれてしまい、間に合わなかったんです。結果的に12月に終了させようとしています」（テレビ関係者）

4月改編前の来年1月から3月までは、ドラマの再放送枠として一時的に急場を凌ぐことになるという。

「来年3月までは放送する予定だったが、放送すればするほど赤字になるわけです。1日あたり300万円の赤字だとか。テレビ界では、この金額で驚くことはありませんが、いまや不動産事業が中心のフジテレビにしたら危機的金額なんです」（芸能プロ関係者）

“バイキング”復活も断られ…

問題は、来年4月からの新番組。なんと現在、テレビ朝日系『羽鳥慎一モーニングショー』でコメンテーターを務めている玉川徹氏（60）を引き抜こうと画策しているのだ。

「本来は『バイキングMORE』を復活させて、坂上忍を出演させたかったそうですが、断られてしまったんです。そうした中、白羽の矢が立ったのが、歯に衣着せぬ発言が視聴者に人気の玉川氏です。すでに周りを固めるべく、吉本興業の全面協力も取り付けている。番組は激辛トークになる方向で、世の中のすべてをぶった切る内容です。大きな博打ですが、玉川氏なら何のしがらみもない、怖いものなしですからね。出演料も1本40万円～で落ち着きそうです」（事情通）

どうする徹。