(画像)Tomas Stehlik/Shutterstock
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北朝鮮とロシアが軍事協力に合意!? 核兵器の最新技術力が流れたという恐ろしい事実

韓国の情報機関『国家情報院』は8月17日、ロシア軍の輸送機が同月1日ごろ北朝鮮の平壌に到着し、8日に内容が確認できない軍需物資を積んで出発したと、韓国の国会情報委員会に報告した。


「7月27日に北朝鮮を訪れたロシアのショイグ国防相は、金正恩総書記と単独で会談しましたが、今回の軍需物資の輸送も双方が合意した軍事協力の一環とみられています」(国際ジャーナリスト)


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韓国政府は朝ロが大筋で軍事協力に合意したと判断しており、ロシアから最新の核・ミサイル技術が北朝鮮に移転される可能性に、神経をとがらせている。


「英紙『デイリー・メール』は8月12日付の電子版で、ロシアのプーチン大統領が近い将来、北極圏にあるノヴァヤ・ゼムリャ島で1990年以来となる核実験を実施するのではないかと報じている。同島では旧ソ連時代に繰り返し核実験が行われており、起爆装置などの最新技術が北朝鮮に流れないとも限りません」(同)


正恩氏は2021年1月の第8回労働党大会で、①戦術核、②固体燃料推進式の大陸間弾道ミサイル(ICBM)、③潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)、④超大型核弾頭、⑤無人機、⑥水中発射核戦略武器、⑦極超音速ミサイル、⑧軍事偵察衛星、⑨原子力潜水艦の即時完成を命じている。

米軍のミサイルと酷似している

「米韓の軍事専門家はこれら9分野のうち、軍事偵察衛星と原子力潜水艦を除く少なくとも7分野の技術力について、量産と実戦配備の直前まで進んでいるとの評価を下しています」(軍事ライター)

北朝鮮は今年3月、初めて潜水艦から戦略巡航ミサイルを発射し、距離にして1500キロから1800キロ飛行したと発表している。


「このミサイルは機能面で、米軍の『BGM-109トマホーク』によく似ています。射程が1500キロ以上あると、たとえ米海軍の艦艇や海上自衛隊の艦艇が日本列島の太平洋側に位置していても、攻撃される可能性が高まります」(同)


北朝鮮は7月の軍事パレードに、米軍の無人攻撃機『MQ-9リーパー』と無人偵察機『MQ-4グローバルホーク』に酷似した兵器を登場させたが、パクリ疑惑はもう一つある。


「正恩氏が8月中旬に主要軍需工場を視察した際、新型の多用途戦闘装甲車両を自ら運転したと国営メディアが報じました。しかし、新型と称するこの装甲車両は、すでに生産終了した米軍の『ストライカー』にそっくりでした」(同)


北朝鮮の軍事力は図りかねる部分も多い。しかし、正恩氏とプーチン氏の首脳会談が電撃的に行われる可能性も考えられる中、日本が予断を許さぬ状況にあることは間違いない。