自民党女性議員の劣化が止まらない。野党の支持層というより、むしろ保守系の有識者や党内のいわゆる身内からバッシングを浴びている。ネット上は、さながら〝真夏の大炎上〟だ。
自民党女性局によるパリ研修が「まるで観光旅行」などと批判されたことを受け、女性議員のSNSへの投稿は慎重になっているかと思いきや、この人は違った。森まさこ参院議員だ。森氏は8月12日、X(旧ツイッター)に『先日、経産省サービス産業課よりレク(説明)を受けました。議連の要望が叶い新設されたブライダル補助金の第一次、第二次公募の結果について報告を受け、夏の概算要求に向けた対応も説明を受けました』と投稿したのだ。
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画像も添付され、森氏とみられるキャラクターの吹き出しに『私が会長を務める自民党少子化対策議連の要望により、新設されたブライダル担当!』と書かれていた。この事業はブライダル産業活性化に向けて、海外のカップルを呼び込み、日本で結婚式を挙げさせようというもの。少子化対策になると考えているとすれば、噴飯ものだ。
“パリ旅行”騒動は収まらず…
しかも、ブライダル会社から100万円の寄付を受け取っていたことが発覚。福井県立大の島田洋一名誉教授は、森氏がLGBTへの理解増進を担当する首相補佐官でもあることを踏まえ、「LGBT利権とブライダル利権の結節点にある森まさこ・岸田首相補佐官。見据える先は、公金による世界中の同性『結婚式』日本誘致か」と皮肉った。
一方、先の〝パリ旅行〟をめぐる騒動は収まらず、松川るい参院議員が所属する大阪府連には抗議が殺到。松川るい女性局長は辞表を提出し、受理された。
「同じく旅行に参加した今井絵理子参院議員は、台風による沖縄県の被害状況について、自らが現地に赴いた写真とともに投稿していたが、この行為に対し『フランスの報告はまだか?』『誤魔化そうとしてもそうはいきませんよ!』など、怒りの声が上がっています」(全国紙政治担当記者)
彼女らには、本当の研修旅行が必要だ。
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