『天高く馬肥ゆる秋』といわれるように、秋は馬が最も成長する重要な季節。そんな秋競馬をより面白くするシリーズ『3歳秋のチャンピオンシップ(3YO)2023』では、春から夏にかけ各地の3歳主要重賞競走を戦ってきた有力馬が秋の王者の座を競い、熱戦を繰り広げている。
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8月の最終週は、27日に高知競馬『第27回黒潮菊花賞』、29日に北海道競馬『第44回王冠賞』、30日に笠松競馬『第47回岐阜金賞』の3レースが行われる。ここで注目したいのは、北海道競馬で開催される「王冠賞」だ。北海道3歳3冠路線の3冠目となる重要な一戦でもある。
昨年は、北斗盃、北海優駿を制して2冠達成のシルトプレに注目が集まったが、逃げ馬エンリルが3冠を阻止。しかし、3YOのファイナル『ダービーグランプリ』では、北海道2頭の激しい直線一騎打ちからシルトプレが雪辱を果たした(エンリルは2着)。
その後シルトプレは道営競馬を代表するトップホースとなり、8月6日のJRA『エルムステークス』(GⅢ)では地方競馬所属馬として5着入線という活躍を見せた。
今年はベルピットが2冠を達成中。北海優駿では余裕の走りで後続を完封し、次元の違う強さを見せつけている。19年のリンゾウチャネル、21年のラッキードリームに続く3冠馬誕生なるか。そして、シルトプレのような道営をけん引するトップホースが誕生するのか。この先の秋冬を占う上でも見逃せない一戦となる。
他地区の実績馬狙いが的中への近道!
また、世代別牝馬重賞シリーズの『グランダム・ジャパン2023古馬シーズン』も今が大詰め。10月5日のファイナル『レディスプレリュード』への出走権利を賭けて熱い戦いが繰り広げられている。8月27日にはシリーズ第7戦となる『第49回ビューチフルドリーマーカップ』が水沢競馬場で開催される。
夏に強いといわれる古馬牝馬だけに、過去10年で1番人気が7勝と、強い馬が大崩れすることなくきっちり勝ちきる傾向にある。また、地元岩手勢はここ10年で一度も優勝しておらず、南関東勢もしくは北海道勢に力の差を見せつけられている形だ。他地区の実績馬を素直に信じることが馬券的中への近道か。
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