RIZINのリングで活躍する格闘家の平本蓮が8月15日、自身のX(旧ツイッター)に1271文字にわたる長文を投稿し、その中で引退をほのめかした。
このところ、平本は世界旅行を楽しんでいたようで、旅行会社とトラブルが発生したことなどを投稿していたが、格闘技についての投稿はなし。ほかの格闘家に対するXでの攻撃が〝指爆弾〟と呼ばれるほどの威力を誇っていたが、最近は大人しかった。
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ところが、15日の投稿では、《誰も理解してくれない世の中にもう疲れた 家族だけがいつもわかってくれた こんな世界に本当に疲れた もう自分は退こうと思う》《強がるのに疲れてしまった》《何も後悔はない 新しい人生をこれから迎えることになる》《死にたくないから退くことを選んだ》などと率直な思いを吐露。以降、Xでの投稿がピタリと止まってしまった。
「旅行で今まで溜まっていたものを吐き出してふと1人になった時、ネガティブな感情が怒濤のように押し寄せ、それを投稿してしまったのだろう。その後、平本の周辺の関係者がインスタライブで『引退? ありません』と断言していたので、引退はまずないだろう」(格闘技ライター)
平本のモチベーションはアップするのか…?
もともと、K-1のリングで活躍していた平本だが、19年12月からRIZINのリングに参戦。総合格闘技ルールでは初戦から2連敗したものの、2連勝で盛り返し、今年4月には同階級の元RIZIN王者・斎藤裕と激闘を繰り広げるも判定負けを喫した。
「原点である空手をベースに、しっかり距離を取る戦法に切り替えてからガラリと変わったが、斎藤戦で限界を悟ったのでは。とはいえ、まだファンが待望の朝倉未来とのカードなどが実現していない。RIZINとしても、集客が期待できるだけにまだまだやらせたいだろう」(格闘技業界関係者)
そんな平本のモチベーションを奮い立たせるべく、RIZINも策を講じそうだという。
「RIZINのリングには、ボクシングのエキシビジョンマッチで事実上のKOをしたムエタイ王者・梅野源治、皇治、芦沢竜誠、木村フィリップミノルらキックの強豪が続々と上がっているので、とりあえず、順々に平本に当てて行くのでは。対戦する方も平本が相手だといろいろ旨味がある」(同・関係者)
平本の再起が近そうだ。
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