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“第2のマオちゃん”島田麻央に期待大!女子フィギュアスケートブーム再燃か

Artur Didyk
(画像)Artur Didyk/Shutterstock

日本のフィギュアスケート界はこれまで、羽生結弦や浅田真央がけん引し、旋風を巻き起こしてきた。しかし、どちらも現在はプロに転向し、次世代のフィギュア界を背負う逸材の登場が待たれている。

そんな中、若きタレントが注目を集めている。〝第2のマオちゃん〟こと島田麻央だ。

島田は2008年10月生まれの若干14歳で、母親が浅田のファンだったことから〝麻央〟と名付けられた。その名が示すとおり、フィギュアの実力はかなりのもので、23年には世界ジュニア選手権優勝。昨年の全日本でも3位に入るなど、頭角を現している。

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4回転ジャンプを12歳で成功させており、ほかにも3回転アクセルを含む、6種類の3回転ジャンプを跳ぶことができるなど、ジュニアの国際大会ではもはや敵なし。近い将来、オリンピックで表彰台に上がるのは間違いないだろう。

2026年冬季五輪で大活躍なるか?

一方、島田のライバルとして将来を期待されているのは、15歳の中井亜美だ。中井は23年の世界ジュニア選手権で3位に入賞。昨年の全日本では、フリーでトリプルアクセルを2本成功させ、スピン、ステップもレベル4で、優勝者の坂本花織に次ぐ得点をたたき出し、最終順位を4位まで押し上げる活躍を見せている。

くわえて、氷上映えする色白の少し大人びた顔つきは、タレント性も十分といえるだろう。

「島田、中井とも26年ミラノ冬季五輪でのメダル獲得を目指しており、順調にトレーニングを続けていけば、表彰台も十分視野に入ってくるでしょう。2人とも23/24シーズンの日本スケート連盟〝特別強化選手〟に選ばれており、関係者の期待も高い」(スポーツライター)

女子フィギュアスケート界ではこれまで浅田を筆頭に、紀平梨花、宮原知子、かつては伊藤みどり、荒川静香らが人気を博してきたが、ここ数年はタレント不足が懸念されていた。まだ10代の若い2人が活躍すれば、女子フィギュアスケートブームが再燃するだろう。

次の冬季五輪は2026年、イタリアのミラノ・コルティナダンペッツォで行われる。3年後、島田や中井が国際舞台でどんな滑りを見せてくれるのか。今から期待に胸を膨らませているファンも多そうだ。

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