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「麻雀&風俗」がバレて辞表提出…時津風親方の“間の悪さ”伝説

両国国技館 
両国国技館 (C)週刊実話Web 

世の中には、どうにも間の悪いヤツがいるものだ。

日本相撲協会のガイドラインに違反して夜な夜な外出しては麻雀に興じたり、風俗店に出入りしていたことがバレて、クビが確実な時津風親方(元幕内・時津海)のことである。

「去年9月にも、本場所前に宮城県まで出かけてゴルフをプレー。会食もしていたことが分かり、謹慎を命じられていた。この謹慎中に、東京農業大学の後輩の正代が初優勝したんです」(担当記者)

謹慎中は、愛弟子にアドバイスすらできず、師匠としてのメンツは丸つぶれ。ただし、大関昇進のハイライトとも言える伝達式には、特別に出席を許された。

「ところが、その前日に急性膵炎で病院に担ぎ込まれてしまったんです。『このままでは命が危ない』との医師の判断で、その日のうちに緊急手術。ベッドで動けなくなった時津風親方の代理は、急遽、部屋付きの枝川親方(元幕内・蒼樹山)が務めました」(同・記者)

時津風親方は、またまた一世一代の晴れ舞台に臨場するチャンスを失ったのだ。

そして、今回の騒動だ。

「どんな処分が出たとしても、退職する気持ちに変わりはない」

時津風親方は、すでに相撲協会に辞表を提出し、そう周囲に話しているという。

せっかく念願かなったというのに…

そんな中、時津風親方の長男で高校3年生の坂本博一が時津風部屋に入門し、5月の夏場所で初土俵を踏むことが分かった。

「博一は、小さいときから父の背中を追いかける相撲少年で、小学4年時に『白鵬杯』で優勝し、中学時代には全中相撲選手権の団体戦で優勝。青森の三本木農高で主力選手として活躍していました」(部屋関係者)

身長175センチ、体重130キロのサラブレッドで、時津風親方も長男の入門を首を長くして待っていたという。

「せっかく念願かなったというのに、自分が大相撲界にいられなくなるとは…。正代といい、博一といい、親方の間の悪さで迷惑をこうむった面々は、数えあげればキリがない」(同・関係者)

その心情は察するに余りあるが、すべて身から出たサビだ。

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