新型コロナウイルスの影響で意外なものが〝復活〟している。ショッピングモールなどの広大な駐車場に設置されたスクリーンで車の中から映画を鑑賞するドライブインシアターも、その1つだ。
「一時は国内から消滅していましたが、昨年の1回目の緊急事態宣言で映画館が閉鎖になったため、復活。今では全国各地で上映されています」(映画ライター)
1933年にアメリカで誕生したドライブインシアターは、1950年代にブームの絶頂期を迎えた。
「当時のアメリカでは、ポルノ映画も上映されて社会問題になったそうです。日本に上陸したのは1962年で、80年代になると、千葉県船橋市の商業施設『ららぽーと』や、神奈川県の『大磯ロングビーチ』など全国に約20カ所がオープン。オシャレなデートスポットとして若者に人気でしたが、夜しか営業できず、雨などの気象条件にも左右されるため徐々に衰退していきました」(同・ライター)
現在の主流は、空気で膨らませたスクリーンを使用し、音声はカーラジオのFMで受信するという。
3密にならずに楽しめる!
「映画館では上映中はいろいろな制限がありますが、車の中ですから子供がポップコーンをこぼしたり、騒いだりしても問題ない。3密にならず、おしゃべりしながら映画鑑賞できて、飲食物の持ち込みも自由。ドラインブインシアターならではの楽しみ方ができます」(映画配給会社関係者)
ちなみに、全国でドラインブインシアターを展開しているイオンシネマの料金は、1台3300円(税込)で、ポップコーン2個とドリンク2本がつく。4人家族なら1人あたり825円だ。
「大阪では、万博記念公園で吉本興業さんが『よしもとドライブインシアター』を開催していました。こちらは映画だけでなく、人気芸人たちの90分間のライブも楽しめた。途中で芸人さんが車の近くまで来てくれたり、B級グルメを集めたフードトラックで芸人さんが働いていたり、お笑いファンにはたまらないイベントでした」(同・関係者)
コロナ収束後も生き残れるか?
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