〝嫌われ女優〟として長年、名をはせてきた泉ピン子だが、ここにきて好感度が急上昇しているようだ。

9月11日に76歳の誕生日を迎える泉は、公の場で報道陣から受けたややナイーブな質問をピシャリとシャットアウト。自らの信念を貫く姿勢に、女性からの人気はうなぎ上りだ。

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泉は8月17日に都内で朗読劇『すぐ死ぬんだから』の取材会に出席。終活をやめたと語った泉は、記者から「死ぬまでにこれはやっとかなきゃいけないことは…誰かと仲直りをするとか…？」と、誰かとの和解を促すような質問を受けた。

だが泉は「ない！」とキッパリ。「悔いなく生きてきたから、ないねえ」「この年になったら平和に生きる。毎日楽しく生きる、おいしいもん食べる。悔いはまったくない」と冗舌だった。

俳優・えなりかずきとの和解拒否？

泉といえば、かつて『渡る世間は鬼ばかり』（TBS系）で長いこと共演してきた俳優・えなりかずきとの不仲説が有名。

2022年9月には週刊誌で事実上、和解したとも伝えられ、泉自身も新聞のインタビューで、えなりとの不仲説を否定している。

だが、本人の言葉とは裏腹に、いまだ完全和解したとは言いがたい状態だとも報じられており、なんにせよ〝大の仲良し〟というわけでないことは確かだ。

現に、橋田壽賀子さん追悼ドラマとして放送された『嵐』相葉雅紀主演の『ひとりぼっち』（TBS系、2023年4月9日）には、『渡鬼』俳優陣が多く出演し、えなりもキャストに名を連ねていたが、泉の登場シーンはなかった。

「取材会での記者の質問の意図は明確だったはずで、えなりさんとの〝和解〟の件だと泉さんも感じ取っていただろう。泉さんは過去に、えなりさんに関するインタビューを受けたことがあるため、事前に対策は練っていたはず。えなりさんの名前を出しておけば、週刊誌はこぞって報道し、和解ムードも漂うが、終活を意識する泉さんの意には沿わなかったのだろう」（芸能ライター）

自分の道を行く泉の生き方に、共感する人は今後増えていきそうだ。