俳優の竜星涼が、2024年のNHK大河ドラマ『光る君へ』に出演することが分かった。大麻取締法違反(所持)罪で起訴された永山絢斗被告の代役。過去の大河で代役を据えた事例を見ると、竜星には大ブレークの可能性がありそうだ。
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同作は吉高由里子が主演し、紫式部役を務める。永山被告は藤原隆家役で出演することが5月に発表されていた。
隆家は藤原道長(柄本佑)のおいで、藤原伊周(三浦翔平)、藤原定子(高畑充希)の弟。竜星は出演シーンが多いとみられる重要な役を、急きょ埋め合わせる形になった。
この代役起用のおかげで、竜星にはブレークの兆しが見えてきた。
過去代役を務めた川口春奈は大飛躍
思い返せば、20年の大河ドラマ『麒麟がくる』に出演予定だった沢尻エリカが、19年11月に合成麻薬の所持で逮捕。NHKは沢尻の代役に川口春奈を据えた。
すると川口はここから飛躍。21年のNHK紅白歌合戦で司会に抜擢され、女優業でも22年10月期の『silent』(フジテレビ系)が大ヒット。
YouTubeチャンネル「はーちゃんねる」は、今や登録者数183万人に達し、完全に人気女優の仲間入りを果たした。
「例外はあるにはある。19年の『いだてん』では、出演中だったピエール瀧がコカイン使用で逮捕されて降板した。代わりに三宅弘城が起用されたが、三宅に関しては同作で脚本を務めた宮藤官九郎と同じ大人計画の所属。宮藤作品に多く出演する顔なじみだけに、大ブレークを果たすまでには至らなかった」(芸能ライター)
竜星は絶賛売り出し中で、現在ヒットしている『VIVANT』(TBS系)にも出演している。
「主演した今年1月期の『スタンドUPスタート』(フジテレビ系)はイマイチだったが、いずれにせよ所属事務所が猛プッシュしているのは間違いない。またしても出演者、出演予定者が逮捕される失態を犯したNHKは、三顧の礼を尽くして竜星を迎え入れることになる。今後のNHKでの大きな仕事も約束され、民放各局にも良い影響が波及していくだろう」(同・ライター)
川口と竜星は同じ研音所属。NHKが対応に追われた中で、研音はしたたかに俳優の育成を進めているようだ。
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