総合格闘家の朝倉未来が運営会社の社長を務める、1分間最強を決める格闘技イベント『BreakingDown9』（26日開催）のオーディションの最終回が16日、朝倉のYouTubeチャンネルで公開された。

K-1、新日本プロレスなどに参戦し、一世を風靡した〝ビースト〟ことボブ・サップ、〝K-1の番長〟と呼ばれたジェロム・レ・バンナが登場した。

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今回の目玉企画は、日本・韓国連合vs欧州連合。いずれもK-1のレジェンドであるピーター・アーツとアーネスト・ホーストがスカウトした選手を引き連れて登場したが、ひと段落したところで2人が呼び込み、サップとバンナが姿を見せた。

大暴れして盛り上げた2人だが、サップの対戦相手はBDヘビー級最強の呼び声もある、元ラグビー日本代表でラグビー系ユーチューバー・ノッコン寺田、バンナはBD8の日韓対抗戦でノッコンに勝利した、韓国の元極道戦士、キム・ジェフンに決定した。

すさまじい肉弾戦を見られるか…？

「サップ、バンナ、アーツ、ホーストは、すでに本戦出場を決めている、ごぼうの党の奥野卓志代表の人脈での参戦だと思われる。BDは名前のない選手はファイトマネーをもらえないようだが、名前のあるファイターにはそれ相応のギャラを支払っているようだ」（格闘技業界関係者）

かつては、人間離れしたパワーで名だたるファイターたちと激闘を繰り広げたサップ。今回、ノッコンとはキックボクシングルールで1分間のファイトとなるが、注目されているのが〝ガチンコファイト〟を行うかどうかだという。

「かつて、日本で大金を稼ぎまくったサップ。来日時からひたすらガチンコだったが、K-1のリングでミルコ・クロコップに目を狙われたり、総合のリングで藤田和之に頭を蹴られたりして心が折れてしまった。それで、ある時からギャラ次第ではあっさり〝寝る（＝KO負けする）〟ようになってしまったのは業界内では有名な話。すでに、オーディション動画の時点でサップの〝仕事〟は終わっているかもしれない」（同・関係者）

往年のファンとしては、サップとノッコンのすさまじい肉弾戦が見たいものだが…。