(画像)Vrlibs studio/Shutterstock
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藤井聡太の中学生時代がかわいすぎ!将棋ファンが悶えた『財布バリバリ事件』

7月19日に21歳を迎えた将棋の藤井聡太七冠は、かつて中学生棋士としてデビューした。


現在は将棋界の第一人者としての風格を漂わせているが、中学生時代は対局中のかわいらしい所作でファンをほのぼのさせていた。


過去に〝観る将〟こと対局の観戦を楽しむ将棋ファンを沸かせたエピソードの一つ、「財布バリバリ事件」を振り返ろう。


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今やファンにとって、〝勝負メシ〟は将棋観戦に欠かせない要素となった。プロの場合、一般に昼食、夕食のメニューは係が店のお品書きを持ち込み、対局者はその中から選んでその場で料金を支払う。


そうすると当然、対局中に棋士の財布からお札、硬貨が出てくることになる。


中学生時代の藤井も、ほかの棋士と同様、注文を済ませて支払いをするべく財布を取り出した。するとそこで「バリバリバリバリ」と、マジックテープの音が響いた。

藤井聡太の財布はマジックテープ式?

藤井はマジックテープの財布を使っているのか…? ファンは過敏に反応した。

当時は、現在主流のABEMAではなくニコニコ生放送で観戦する者が多く、ファンは藤井の〝バリバリ音〟を大いに面白がる展開に。「バリバリ大勝利」「バリバリいただきました」といったコメントで、画面が埋め尽くされた。


そして、ファンの特定活動により、藤井はお札を取り出すときにだけ〝バリバリ音〟が鳴ると判明したのだった。


やがて藤井の財布はチャックタイプになってしまい、中学生らしい〝バリバリ財布〟が登場することはなくなってしまった。


それどころか最近は、財布を取り出す場面すら減っている。全国各地を転戦し、タイトル戦の五番勝負、七番勝負に登場することが増えた藤井は、宿での対局ではお金を払わずに、自由にメニューを注文できるのだ。


すっかり大人になってしまった藤井。うれしいような、さみしいような…。