(画像)Kues/Shutterstock
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元日ハム・斎藤佑樹氏は今?甲子園沸かせた“ハンカチ王子”が意外な事業に進出

夏の高校野球の大会ダイジェスト番組『熱闘甲子園』(朝日放送)で、かつて甲子園を沸かせた斎藤佑樹氏がキャスターを務めている。


プロ野球引退後の斎藤氏といえばユニクロのCMが最も印象的だろうが、意外と手を付けている分野は幅広い。ただし今後は、高校時代の華々しさとはかけ離れた地味な活動に終始しそうだ。


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斎藤氏はこのところ、公の場に出る場面が多い。〝夏の甲子園〟につながる地方予選の南北海道大会決勝で始球式を務め、「熱闘甲子園」では元高校球児の立場からスタジオで解説し、選手に直接話を聞く。


2021年末、少し話題になったのは「株式会社斎藤佑樹」の立ち上げだ。ホームページを見る限り、何が主要事業なのかサッパリ分からないが、自らのマネジメント業務のほかベンチャー出資も行うようだ。


2022年6月には「野球ジム」を運営する株式会社Knowhereに「株式会社斎藤佑樹」として出資した。


同社が資金調達したのは計1億円。新興企業に出資する企業「ベンチャーキャピタル」の数社と同時に出資した形で、出資額の内訳は報じられていないが、それでも千万円単位のお金を投じているとみられる。

内田篤人氏と杉谷拳士氏に隠れて目立たない?

かつてプレーしていた北海道でも活動。7月、新しい複合商業施設『moyuk SAPPORO』(モユクサッポロ)のテープカットにソニーストアスペシャルパートナーとして参加し、同施設のソニーストアで自身の写真展を開いた。

上の階に道内初の都市型水族館がある影響か、客の多くは写真展をスルーしていたが、それでも企業からの信頼は厚いようだ。


ただ、夏の高校野球の時期を除けば、斎藤氏のメディア出演はさほど多くない。元スポーツ選手のくくりでいえば、ほぼ同時期に引退した元サッカー選手の内田篤人氏、斎藤氏の元同僚の杉谷拳士氏がいることが影響しているようだ。


「確かに斎藤氏は、元野球選手で言えば今、最もクリーンなイメージの人物として売り出しやすいが、メディア出演時に優等生的なコメントしか残せていないのが気になるところ。少しウィットに富んだコメントを求めるなら内田氏、完全にお笑いに振るなら杉谷氏を出せばいい。完全に2人の陰に隠れてしまっている形だ」(芸能記者)


自らのビジネスを育てていくのが正解か。