(画像)Always Say YESS/Shutterstock
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宮崎駿監督もジブリも店じまい?“パンフレット発売”新作映画で最後のひと儲けか

7月14日に公開された、スタジオジブリの宮崎駿監督が手がける10年ぶりの長編映画『君たちはどう生きるか』の劇場パンフレットが、8月11日に発売される。


公開されるまで物語のあらすじはおろか、予告映像やキャスト情報も一切発表しない異例の宣伝で注目を集めた同作。劇場パンフレットも発売せず、事前情報がまったくない状態で劇場公開された。


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公開初日、主人公の声優を若手俳優の山時聡真が務め、菅田将暉、柴咲コウ、あいみょん、木村佳乃、木村拓哉(特別出演)、大竹しのぶらも声優として出演すると発表。主題歌は米津玄師「地球儀」、音楽は久石譲氏が担当するとした。


公開から4日間で観客動員135万人、興行収入21.4億円を記録。これは、ジブリ映画の過去最高興収を記録した『千と千尋の神隠し』(2001年、最終興収316.8億円)の初動4日間の興行収入を超える記録となった。


「このままだと、黙っていても興収100億突破は確実だろう。興収もさることながら、発売されるパンフレットも飛ぶように売れるだろう。820円とリーズナブルな価格もあって、たちまち在庫切れしてしまうのでは。今後、さまざまなグッズを展開すれば、さらなる儲けが見込める。いよいよガッツリと〝集金モード〟に入った」(映画業界関係者)

宮崎駿監督はやりたいことをやりきった?

ネット上のレビューでは、賛否両論真っ二つに分かれている『君たちはどう生きるか』。肝心の内容は、どうだったのだろうか?

「初号試写後に読み上げられた宮崎監督のコメントは、『おそらく、訳が分からなかったことでしょう。私自身、訳が分からないところがありました』だとか。まさにその通りで、哲学的な思想、宮崎監督の反戦論、過去のジブリ作品へのオマージュなどが詰め込まれ、伏線も回収されないまま。とはいえ、宮崎監督としてはやりたいことをやり切ったはず」(アニメ業界関係者)


同作は宮崎監督が長編作品からの引退を撤回して、10年ぶりにメガホンを取った力作。しかし、この作品が〝引退作〟かもしれないという。


「宮崎監督は久石氏を『ぼくの最後の仕事に付き合ってください』と口説いたという。息子の宮崎吾朗氏が後継者として期待されていたが、ジブリのテーマパーク・ジブリパーク(名古屋)の監修に専念。ジブリとして最後の作品になるのでは、と言われている」(同・関係者)


このままだと、ジブリが一代限りで〝店じまい〟になりそうだ。