地方競馬の公式HPが、一気に華やかになったのにお気づきだろうか。「競馬界をもっとカラフルに」というキャッチコピーのもと、地方競馬で活躍する女性騎手たちに焦点を当て、プロアスリートとしての素顔や魅力を幅広く紹介する特設サイト「LADIES JOCKEYS」が開設された。
特設サイト内では、各騎手のプロフィル情報をはじめ、仕事に対する熱い思いを語ったインタビュー、オフのすごし方など、素顔に迫るスペシャルムービー、彼女たちおすすめのご当地グルメ紹介などのコンテンツも豊富で、見応え十分だ。
昨年12月7日には、宮下瞳(名古屋)が自身の持つ女性騎手の年間最多勝記録を大きく更新し、100勝の大台を突破。数年前は5名ほどにまで減った女性騎手も今や10名に増え、それぞれの競馬場になくてはならない存在となっている。
特設サイト開設を記念し、オリジナルQUOカードや国産の畜産物を使用したスイーツが当たるキャンペーンも展開中だ。
『金盃』は長距離馬にとって重要なレース
さて、2月は南関東で歴史ある2つのレースが開催される。まず11日は、1964年創設の船橋競馬『報知グランプリカップ』(SⅢ)だ。このレースで注目したいのは「移籍組」というワード。過去10年を見ると、10頭中9頭が「元JRA所属馬」。残り1頭は、岩手競馬からの移籍馬エンパイアペガサス(2017年)で、優勝馬の100%が移籍組。南関東移籍で再ブレークした馬、移籍を機に素質が開花した馬など、新天地で活躍する馬にチャンスを与える意味でも重要な一戦となっている。
そして、17日に行われる大井競馬『第65回金盃』(SⅡ)も56年創設の歴史ある一戦。南関東で行われる2200メートル以上の重賞は、3月のダイオライト記念、9月の東京記念と併せて3戦のみ。南関東所属の長距離馬にとって重要なレースの1つだ。
このレースの注目ワードは「高齢馬」。サウンドトゥルーは9、10歳で金盃を連覇。14年は9歳のフォーティーファイドが優勝し、8歳馬は2頭、7歳馬2頭と優勝馬には高齢馬が多い。勢いのある4、5歳馬を負かすケースがよく見られ、実績ある高齢馬なら、軽視できないところだ。
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