女優の福原遥が、深田恭子とダブル主演を務めるTBS系連続ドラマ『18／40～ふたりなら夢も恋も～』（TBS系）で好演中だ。

同ドラマは、夢に向かって歩き始めた18歳の女子大生で妊婦の仲川有栖（福原）と、アラフォーで恋を後回しにしてきたキャリアウーマン・成瀬瞳子（深田）が、年の差を超えたきずなを築き、それぞれ訳あり男子と恋に落ちるラブストーリー。

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有栖は望まない妊娠をし、おなかの子どもの父親には裏切られてしまう。男手一つで自身を育ててくれた父親にそれを言えず、葛藤を抱えながら、おなかの子どものために稼ごうとバイトと学業の両立に奮闘する。

「福原さんのこれまでの芸歴や環境を考えると、妊婦役はかなり難しかったはずですが、しっかりこなしている。現場では深田さんとまるで本当の姉妹のように仲が良く、その関係性も演技に反映されています」（TBS関係者）

宮崎あおい『NANA2』出演しなかったのは…

福原といえば、子ども向け料理番組『クッキンアイドル アイ！マイ！まいん！』（NHK Eテレ）での柊まいん役があまりにも有名。〝大きなお友だち〟をこれでもかと魅了し、ローティーン向けファッション誌『ピチレモン』（学研プラス）のモデルを務めてからは同年代女子の人気も高まった。

その後、本格的に女優業に転身。オーディションで昨年度下期のNHK連続テレビ小説『舞いあがれ！』のヒロイン役をゲットした。

今回、福原は妊婦役を受けたが、福原と同じ経歴の〝演技派女優〟は妊婦役のオファーを蹴ったのだとか…。

それは、『ピチレモン』のモデルを経て、女優として成功した宮崎あおい。06年の朝ドラ『純情きらり』でヒロインを務め、人気漫画を実写映画化した『NANA』は中島美嘉とのW主演で大ヒット。翌年『NANA2』が公開されたが、宮崎の役は市川由衣に代わっていた。

「業界では有名な話ですよ。『NANA2』で宮崎さんの演じるキャラは、望まない妊娠をする設定だった。すると、『あんなヤリマンみたいな役は嫌！』と出演を拒否。当時、清純派のイメージだったので守りたかったようです。とはいえ、後に岡田准一さんとの不倫を経て再婚するという修羅場をくぐるのですが…」（映画業界関係者）

受けたオファーを全力でこなす福原には、女優として宮崎以上に舞いあがってほしいものだ。