『ブレん人』著者:呂布カルマ~話題の1冊☆著者インタビュー
呂布カルマ(りょふ・かるま) 1983年1月7日、兵庫県生まれ。ラッパー。本名は三嶋裕也(みしま・ゆうや)。2022年、ACジャパンのCMに出演し話題になる。現在はバラエティー、ドラマ、CMなどラッパーの枠を超えて活動の幅を広げている。【関連】『Z世代のネオホームレス 自らの意思で家に帰らない子どもたち』著者:青柳貴哉~話題の1冊☆著者インタビューほか
――もともと、漫画家を目指していたそうですね。ラッパーになろうとしたきっかけはなんですか?
呂布 小学校3年生の頃から漫画家を目指していて、家族にも友人にもずっと漫画家になると宣言していました。画力向上のために通った芸大を卒業後、さてこれから本格的に漫画を描いていくぞ、というタイミングでたった1回ステージに立っただけでラッパーに鞍替えしました。単純に家でシコシコ漫画を描いているより、人前でラップする方が楽しかったし、自分に向いていると感じました。漫画家はデビューするまでが大変ですが、ラッパーはラップした瞬間からラッパーなので楽でしたね。
――ひろゆきを論破した男として話題になりました。もともとディベートは得意だったのですか?
呂布 そもそもディベートなんかしたこともなかったし、どんな物かも理解していませんでした。正直、今も自分がやってることはバラエティー番組内でのディベートごっこだと思っています。子供の頃から口達者で、親や教師からは口答えするなとか、屁理屈をこねるなと言われ続けて育ってきたので、自覚はありましたね。
流れに身を任せて…
――ACジャパンの「寛容ラップ」CMが話題になりました。当時の反響はどうでしたか?呂布 自分のような人間がACのCMに起用されるということ自体がギャグで、決まった瞬間から仲間内では笑い話でした。OAされると自分の人間性とCM内でのキャラクターを世間は勝手に混同してくれて、良い人イメージがついたかもしれません。特に中高年からの認知度が飛躍的に上がりましたね。ACのお墨付きをもらったことで、今まで縁のなかった仕事も多く舞い込むことになりました。もう間違ってもプライベートで「はよせぇよ、クソばばぁ!」とか口が裂けても言えません。
――最近はテレビ出演も増えています。今後はどのような活動を予定しているのでしょうか?
呂布 オファーがあれば面白いか、ヒップホップか、リスペクトがあるか、ギャラがいいか、エロいかのいずれかの条件が合えば何でも好き嫌いせず挑戦させてもらおうと思っています。正直、今は自分から何か仕掛ける必要もその時間もないので、しばらくは流れに身を任せてさまざまな経験をさせてもらおうと思っています。もっとも、自分の軸足をテレビに置いてしまうと、一つの失敗で路頭に迷うことになりかねないので、その辺はゆるゆるでアウトサイダーに優しいヒップホップの世界に身を置き続けようと思っています。
(聞き手/程原ケン)
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