
残り50試合を切っても優勝争いに絡めていない巨人。今年もファンの期待を裏切りそうな雰囲気の巨人に、本拠地を現在の東京ドーム(東京都文京区)から築地市場跡地(同中央区)に移転する計画が、水面下で進められていることが関係者への取材で明らかになった。
1988年に開場した東京ドームは、自前の施設ではない。開場して35年が経ち老巧化が進んでいることもあり、以前から移転話が持ち上がっていた。その候補地の一つが、築地市場跡地だった。同跡地のうち東京ドーム4個分に当たる18.7ヘクタールが貸付対象で、新スタジアム建設構想が浮上したのだ。
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「東京ドームは、都営地下鉄三田線・水道橋駅とJRの水道橋駅、東京メトロ丸の内線・後楽園駅の3駅に隣接して交通の利便性は非常にいいのですが、築地市場跡地も東京メトロ日比谷線の築地駅や都営地下鉄大江戸線の築地市場駅から徒歩1分。銀座にも歩いて行ける好立地です。しかも、巨人の親会社である読売新聞グループ本社のライバル・朝日新聞本社前にある。
敵陣に橋頭堡を築く意味もあって、移転計画を進めたんですが、小池百合子都知事が築地市場跡地に『食のテーマパーク』構想を打ち出したことで、一旦白紙に戻った。しかし、19年に東京都が発表した築地市場の再開発方針には、その構想が入っていなかったことから、巨人の本拠地移転話が再燃したんです」(巨人担当記者)
“都民の意見を聞くべきだ”
自前の本拠地球場を持たない弊害はある。それが如実に表れたのが、コロナ禍の20年。例年は7月に東京ドームで開催されていた社会人の都市対抗野球が、同年予定されていた東京五輪を考慮して11月22日からに変更されたのだ。
「この年はコロナで開幕が3カ月遅れ日本シリーズも11月21日開始となり、完全にバッティングした。シリーズ進出を果たした巨人は、本拠地の東京ドームが使えず、京セラドーム大阪での開催となった。前代未聞ですよ」(球界関係者)
いわば、自前球場は読売新聞グループ本社の悲願。
「読売巨人軍が予定している新球場は、野球を中心とする総合エンタテインメントの拠点となるボールパーク型スタジアムです。屋根は開閉式で、グラウンドも天然芝を敷くビジョンが描かれていますよ」(同)
巨人の本拠地移転は、球界全体のカンフル剤となるのは必至だが、一方で築地市場元関係者からは「築地市場跡地は東京都の所有。都民の意見を聞くべきだ」という声もある。
「巨人の築地市場跡地移転については情報が錯綜していますが、読売巨人軍はノーコメントの姿勢を貫いており、否定的な見方もあります」(スポーツ紙デスク)
強い巨人でないと、移転しても見向きはされない。
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