(画像)Roman Samborskyi/Shutterstock
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ススキノ首なし殺人事件一家3人逮捕…医師である父親の異常な娘愛が実行へ導いた!?

札幌で発生した首なし殺人事件は、両親と娘が逮捕される衝撃の展開を迎えた。7月24日に死体遺棄などの疑いで逮捕されたのは、札幌市に住む職業不詳・田村瑠奈(29)と父親で精神科医の修(59)の2容疑者。また、翌日には母親の浩子容疑者(60)も北海道警に逮捕された。


捜査関係者が言う。


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「事件の端緒は7月2日未明に瑠奈容疑者がススキノのラブホテルで62歳の会社員男性を殺害、首を切断し持ち去ったことから。逮捕後、瑠奈容疑者と男性の間には男女間のトラブルがあったこと、一度は解決したが男性が蒸し返したため、一家で殺害を企てたことなどが分かり始めているのです」


家宅捜索では3人が暮らす自宅から被害者の頭部が見つかったが、捜査員らが注目しているのはこの家族の〝いびつさ〟だという。周囲には幸せそうに見えた田村家は、実は多くの〝闇〟を抱えていたからだ。

仕事熱心な父親の実態とは

「その一つが、家宅捜査に訪れた捜査員が驚くほど家がゴミ屋敷だったことです。瑠奈容疑者が中学時代に不登校で、それが原因で夫婦仲にひびが入り、こうした状況になったとされる。家が汚いからか、修容疑者は仕事帰りに買った食べ物を持ち帰らず、自宅前で食べている姿がよく目撃されていたのです」(地元紙記者)

また、娘とのこぎりを購入し、事件当日も瑠奈容疑者を殺害現場まで車で送迎していた修容疑者の特異な行動も、注目されているという。


「修さんは道内でも有数の病床数を誇る病院の精神科の科長で、仕事熱心な医師として知られていた。だが、以前から娘を溺愛しており、それが事件の共犯という形で現れたようです」(知人)


修容疑者は講演活動も積極的に行い、職場のメンタルヘルス対策や地域のホームレス問題にも取り組んでいたが、そうした実績や名声は泡と消えたのである。