処分が下った“不倫スイマー”瀬戸大也に時期尚早な助言

競泳陣で唯一、東京五輪代表に内定していた〝不倫スイマー〟こと瀬戸大也選手への処分が下った。

「10月13日、日本水泳連盟(水連)が臨時の常務理事会を開き、瀬戸選手を巡る女性問題が日本水連の名誉を著しく傷つけたなどとして、年内の活動を停止する処分とすることを決めました」(スポーツ協会担当記者)

先の6日には競泳日本代表チームの「主将辞退」が、水連の常任理事会で正式に受理されていた。

航空会社CA、ホステス、モデル…。個人メドレーならぬ〝不倫メドレー〟が発覚した瀬戸だが、水連が気にしているのは競泳界のイメージダウンと協賛企業離れ。水連関係者は「東京五輪までにイメージを回復してくれたら」と願っている。

「水連幹部が内々に瀬戸と話をしています。その幹部が本人の言い分を聞いた上で、あらためて『謝罪会見を開くつもりはないのか?』と質問していました」(JOC関係者)

瀬戸は即答できなかったという。すでに夫人との連名で、謝罪文を各メディアにファックスしており「それで終わった」と、勝手に解釈していたようだ。

勝利のお立ち台での謝罪が最良だが…

「最良の策ではありませんが、阪神タイガースの西勇輝の不倫謝罪のように、試合後のお立ち台で謝ればいいんです。勝利投手という結果を残した上での謝罪だったので、ファンも水に流してくれました」(スポーツ紙記者)

確かに、西の不倫騒動はそこで終了となっている。しかし、瀬戸は不倫でANAとの所属契約を打ち切られ、「所属先なし」となり、処分が明けても今のままでは大会に出られない状態。従って、インタビュー中の謝罪はしばらくできそうにない。

「義父の水泳クラブに所属するかもしれません。でも、かわいい娘を泣かした娘婿に、そこまでしてやるかどうか。瀬戸のマネジメント事務所も奔走し、新たな所属先を探しています」(前出のスポーツ協会担当記者)

不倫イメージを払拭しなければ、所属先も決まらない。〝虎にならえ〟の助言も、現在の瀬戸には時期尚早のようだ。

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