
新型コロナが感染症法上で5月8日から季節性インフルエンザなどと同じ5類に引き下げられて以降、訪日外国人観光客が回復傾向を見せている。観光庁によると、4~6月期の訪日客旅行消費額は推計1兆2052億円。コロナ禍前の2019年同期比で約95%に達した。その一方で訪日外国人観光客のトラブルも後を絶たない。
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観光地、宿泊施設、飲食店などでのインバウンド・トラブルは大きく分けて2つの要因があるという。1つは、外国人観光客の国ではマナー違反や禁止行為ではないため、自国と同じように振る舞い、その結果、トラブルに発展するケース。
「ペットボトルや食べ物をポイ捨て、路地に隠れての立ちション…。これは韓国、中国、台湾の観光客に多い。東京・銀座の『GINZA SIX』の裏手に、グーグルマップに掲載されている有名ラーメン店があるんですが、店の前には常に外国人観光客の行列ができている。ちゃんと並んでいるなら問題ないんですが、バラバラに並んだり座り込んでいる。狭い歩道ですからね。道を塞いでしまって人が通れない。仕方なく、車道を通るしかない。危ないですよ」(フリーライター)
英語表記などの看板も必要!
東京・浅草でも訪日外国人観光客が東京スカイツリーや雷門を背景に写真撮影に興じるあまり、一般人が浅草寺に通じる「仲見世通り」に入ることさえ困難になっている。
人気アニメ『スラムダンク』の聖地として知られる江ノ電・鎌倉高校前駅(神奈川県)近くの踏切も同じ。
「電車が踏切を通過する際、写真を撮るために車道を横切る、線路に立ち入るなど連日、危険行為を繰り返しています」(地元住民)
インバウンド・トラブルの2つ目の要因は、禁止やルールを呼び掛ける看板などが日本語でしか書かれていないケースが多い点だ。
「日本到着時に、自国との観光マナーやルールの違いを詳しく説明する必要がある。観光地では日本語以外の言語での正しい表記も必要です」(大手旅行代理店関係者)
訪日観光客によるトラブルはもはや〝観光公害〟だ。
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