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責任は誰に?ウイカ VS 熱烈ファンのSNSトラブルが泥沼訴訟に

Korot Yurii / Shutterstock

タレントのファーストサマーウイカが、民事訴訟を起こされていた!

1月29日に東京地裁で口頭弁論が開かれたと、2月9日発売の写真週刊誌『FLASH』が報じている。同誌記事によると、ウイカがアイドルグループに所属していたころからのファンの女性が原告で、ウイカ本人も認知するほどの関係だったという。SNSでも交流しており、他のファンが嫉妬するほど距離が近かったそうだが、急に〝敵認定〟されてしまったというのだ。

「その理由は、原告の女性を名乗るツイッターアカウントが勝手に作られ、ウイカを誹謗中傷しだしたこと。『BILLIEのメンバーに危害を加えるかもしれない』というメールが送られたり、他のファンにも暴言や暴力を振るったり、ライブ会場で窃盗行為を行っているという情報が寄せられたからだといいます。原告の女性は証拠をそろえて何度も反論したが誤解は解けず、運営事務局からイベントへの出入り禁止になってしまったというのです」(芸能記者)

ウイカはそれでも収まらなかったのか、自身のインスタグラムで『誹謗中傷やファンに嫌がらせをする女性がいる』『お顔も身元も証拠すべておさえまして』などと投稿。相手を名指ししたわけではないが、ファンはすぐに原告の女性だと分かったという。

ウイカと事務所の対応に疑問を呈す声

原告の女性は、一連の件で精神的苦痛を負ったとしてウイカに対し、慰謝料100万円を求める裁判を起こした。記事には原告の女性が「私は犯人扱いされ、SNSで誤解を広められました。それは、『もうあの人(ウイカ)のことは忘れて、気にせず生きていこう』と思える限度を超える出来事でした。だから、訴訟を起こしたんです。本心で言えば、ウイカさんにきちんと謝罪してほしい。そして、私が濡れ衣を着せられた事件の真犯人は誰なのか、真相を知りたいと思っています」と、訴訟を起こした理由が述べられている。

記事を読んだ人からは、

《これは有名人がSNSでファンを追い込んだ事件というよりも、SNS上でのファン同士のトラブルなのでは? まずは偽アカウントを作った人物を訴えるのが先じゃない?》

《何でウイカも事務所も警察に被害届を出すか、裁判所に開示請求しなかったんだ? 相手のアカウントを確実に調べるんなら、それしかないジャン! 調べもしないで、変な威嚇するような投稿を続けたの?》

《これが事実なら、Aさんとウイカの争いではなく、Aさんに成り済まして誹謗中傷した犯人を特定するべきなのでは?》

など、ウイカと事務所の対応に疑問を呈す声が強い。

「芸能人や著名人がインターネット上で誹謗中傷をされていた場合、相手を特定するために情報開示請求をプロバイダ側に行うのが通例となっています。木村花さんを誹謗中傷していた男が特定できたのも、警察が情報開示請求を行ったからでした」(エンタメ誌記者)

川崎希や堀ちえみ、春名風花、西田敏行らがネット上での誹謗中傷やデマを流した相手に訴訟や刑事告訴ができたのは、情報開示請求をして相手を特定したからなのは言うまでもない。

ウイカとウイカの事務所は、情報開示請求をせずに相手を特定した証拠を裁判で出せるのか。注目される。

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