(画像)Alexander Ortega/Shutterstock
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藤井聡太&羽生善治の直筆サインが3万3000円で手に入る!ただし…

将棋ファンならばゲットしたい、藤井聡太七冠のグッズ。


ラインアップはそこまで豊富ではないが、チェックすべきは最安で3万3000円する〝貴重なシロモノ〟だ。


将棋グッズの中で、最もメジャーなのは扇子だろう。東京・千駄ヶ谷の将棋会館では、藤井七冠をはじめとした有名棋士が揮毫(きごう)した扇子が売られている。


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だが、〝直筆〟ではないのが残念。直筆の扇子が限定販売されたこともあるが、比較的レアだ。


考えてみれば、一つ一つの扇子に手書きする作業は大変で、直筆サインモノは棋士の負担を考えれば難しいのかもしれない。


では、おすすめはというと、日本将棋連盟発行のアマ段位免状である。

藤井聡太の直筆サインが欲しいなら…

免状は、和紙に「夙ニ将棋ニ丹念ニシテ研鑚怠ラス…」(初段の場合、読みは「つとにしょうぎにたんねんにしてけんさんおこたらず」)と筆で書かれている。

大きなポイントは署名が直筆であるということ。連盟会長、名人、竜王が自分の名前を筆で書き入れて、段位のお墨付きを与える。


会長、名人、竜王は就任すると免状に直筆で書き入れる仕事が待ち受けており、将棋雑誌でも度々取り上げられる。


今年6月、羽生善治九段が連盟の会長に就任した。これで会長の羽生九段と、竜王・名人の藤井七冠がしたためた「直筆サイン」が手に入ることになったのだ。


免状はアマ大会で一定の成績を収めるなどすれば獲得可能だ。また、将棋アプリ『将棋ウォーズ』では、アプリ内の成績に応じて免状を有料で発行している。


ほかにも将棋雑誌で『次の一手問題』を解き、ハガキで解答を送って点数がたまれば有料だが免状がもらえる。


まったくの将棋素人には手に入れられないところが、愛好家の心をくすぐるアマ段位免状。


お値段は初段3万3000円、二段4万4000円、六段になると27万5000円(飛び級でない昇段の場合)。あなたはこれを高いとみるか安いとみるか。