(画像)ViDI Studio/Shutterstock
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藤浪晋太郎「電撃トレード」でも消えない“日本球界出戻り説”拾うのはやっぱり巨人!?

アスレチックスの藤浪晋太郎投手(29)が、オリオールズにトレードされることが7月20日に明らかになった。


 
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投げるたびに炎上し、一時は防御率14点台だった藤浪。「シーズン途中でクビになる」とまで言われていたが、先発から中継ぎに降格されると奮起し、ここ2カ月は投球が安定し、11試合連続無四球を続けていた。


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現在は34試合に投げて5勝8敗3ホールド、防御率8.57の成績だ。


一時は「メジャーリーグ史上最悪の投手の1人」とまで批判されたが、ア・リーグ西地区で圧倒的最下位のアスレチックスから、同東地区で現在首位に立つオリオールズに移籍するという驚きの展開。それだけ直近の成績を評価されている証拠だが…。


「ここで崩れたら後はない。もうメジャーで拾ってくれる球団は皆無でしょうから、日本球界への復帰も現実味を帯びてきます」(スポーツライター)


本来であれば阪神に戻るのが順当だが、岡田彰布監督は制球に難のある投手を嫌う。受け入れてくれるかどうかは未知数だという。

「すぐ獲って使いますよ!」

今オフには日ハムの新庄剛志監督が「藤浪君をちょうだい」と発言していたが、このライターは「巨人が有力候補になる」と断言する。

「原辰徳監督は、藤浪が阪神でくすぶっていたときに、何度もトレードを打診しているんです。自分なら〝再生〟できるという自信があるんでしょう。実際、日ハムで暴力問題を起こした中田翔を無償トレードで獲得し、見事に戦力にしていますし、今季は楽天でくすぶっていたオコエ瑠偉を現役ドラフトで指名した。藤浪がクビになったら、真っ先に声を掛けるはずです」


野球評論家の江本孟紀氏は、自身のYouTubeチャンネルで原監督に藤浪の話をしたときのエピソードを披露している。


「もし、藤浪が日本に帰ってきたら巨人は獲りますか?」と質問すると、原監督は「そりゃ、すぐ獲って使いますよ!」と答えたという。


来季もオリオールズのユニフォームを着ていられるか、巨人のユニフォームに袖を通すのか。後半戦、藤浪のメジャー生き残りをかけた戦いが始まる。