テレビ局が大争奪戦を展開している。年末年始特番を編成するNHKや民放キー局が、米メジャーリーグのロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手を囲い込もうと今から動いているのだ。

「米メジャーで活躍中の大谷選手を番組出演させれば、高視聴率は約束されたも同然です。なんてったって潜在視聴率がこのご時世に12％超え。芦田愛菜、木村拓哉、長澤まさみ、綾瀬はるかよりも高いんです。まさにスーパースターですよ」（業界事情通）

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この大谷選手を何とかキャスティングしようと、NHK、民放各局があの手この手を使って接触を図ろうとしているのだ。

「NHKは紅白歌合戦の審査員やNHKスペシャルでオファー中です。テレビ朝日は『とんねるずのスポーツ王』、フジテレビは〝お笑いBIG3〟とのゴルフ企画、日本テレビは復活予定の『ガキ使SP』、TBSは『サスケSP』、テレビ東京は『孤独のグルメSP』です」（同）

気になるのは出演料だ。基本はズバリ、大谷選手の言い値になるという。

「大谷選手は正直、お金には困っていない。だから厄介なんです。1000万円が10万円くらいの価値しかない。最終的には気持ちの問題という話になってくる」（芸能プロ関係者）

振り回されるテレビ関係者は…

現在、多くのテレビマンが大谷選手のアキレス腱を探している。

「要は、ファンだといわれる女性の存在です。驚くことに大谷はアイドルには全く興味がありません。女性スポーツ選手にしても以前、勝手に彼女と報じられた元バレーボール女子日本代表の狩野舞子の一件でコリゴリなんです。ウワサでは芦田愛菜ファン説が飛び交っていて、現在確認中です」（前出・業界事情通）

そもそも、テレビ関係者が振り回される理由が他にもあるという。大谷選手は芸能プロダクションに所属しておらず、連絡先は基本、球団、もしくは身内関係者になってしまうのだ。

「元高校野球関係者を名乗る人間が出てきたことがあったが、お金の話ばかり。一切話しが前に進まなかった。よくよく調べてみたら架空の詐欺話だった」（同）

さらに、大谷選手は今季限りでエンゼルスを退団し、他球団への移籍が確実視されている。その結果、年末出演の正式なオファー先が不透明なのだ。

「現在、移籍先候補と見られているのは、ニューヨーク・メッツ、ニューヨーク・ヤンキース、ロサンゼルス・ドジャース、サンディエゴ・パドレス、サンフランシスコ・ジャイアンツの5球団。最終的には大谷の腹ひとつで決まります」（球界関係者）

テレビ局の大谷争奪戦。年末年始に笑う局はある？