7月20日にスタートするフジテレビ系の連続ドラマ『この素晴らしき世界』が注目されている。
平凡な主婦が、ある日突然失踪した大女優になりすまして〝二重生活〟を送ることになる「なりすましコメディー作品」で、漫画や小説をベースとしない完全オリジナル脚本。女優の若村麻由美(56)が、主婦・浜岡妙子と大女優・若菜絹代の1人2役に挑む。
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「若村が地上波の連続ドラマで主演を務めるのは、2003年に放送された同局の『夜桜お染』以来、約20年ぶり。当初、この役は鈴木京香(55)で決まっていましたが、体調不良により降板。急きょ若村が主演を務めることになったのです」(スポーツ紙記者)
10日に都内で行われた制作発表で、若村は次のようにあいさつしていた。
「御存じの通り、鈴木京香さんからバトンを引き継ぎまして、この役をやらせていただくことになりました。京香さんは、しっかりと静養されているとのことで、一日も早く回復されて、お会いできるのを楽しみにしています」
「男」が変えた2人の運命
鈴木より1歳年上の若村は、高校卒業後、仲代達矢主宰の無名塾に入ることを許され、養成期間中にNHK連続テレビ小説『はっさい先生』(1987年)のヒロインに選ばれて女優デビュー。ドラマ『飢餓海峡』(フジテレビ系)で見せた激しい濡れ場や、『白い巨塔』(同)で演じた主人公の妻役などで注目を浴び、最近では沢口靖子主演の人気ドラマシリーズ『科捜研の女』(テレビ朝日系)にもレギュラー出演している。
一方、無念の降板となった鈴木は、モデル活動を経て女優デビュー。1991年に放送された朝ドラ『君の名は』のヒロイン役で注目を浴びて以降、数々の映像作品で主演を務めた。
「モデル上がりの鈴木に比べ、若村は名門・無名塾出身で、最初は〝格上〟でした。ところが、今ではすっかり立場が逆転しています。同年代のライバルで、本来なら共演NGになってもおかしくない2人ですが、鈴木の背中を見続けて来た若村が代役に抜てきされ、〝マウント〟を取れる立場になった。会見での若村は『してやったり』という感じで、なかなかのどや顔を見せていましたよ」(前出・スポーツ紙記者)
2人の明暗を分けたのは「男」だった。
「京香は、真田広之や堤真一といった俳優らと浮き名を流し、イメージダウンするどころか逆に知名度を上げ、現在は長谷川博己と事実婚状態。一方の若村は渡辺謙との不倫疑惑が浮上したかと思えば、2003年には宗教団体・釈尊会の代表だった小野兼弘氏と突如結婚。小野氏が体重150キロ超の〝怪僧〟で、金銭スキャンダルなども報じられていた人物だったこともあり、一気に仕事が激減。07年に小野氏と死別し、現在は小栗旬が社長を務める芸能事務所に移籍したものの、女優の仕事は思うように戻らなかった」(芸能関係者)
今作で若村が演じるのは、主婦と大女優本人、そして「主婦がなりすました大女優」の実質1人3役。演じ分けるのも非常に難しそうだが、共演の木村佳乃と沢村一樹は若村の演技を絶賛している。
「この勢いで、五十代にしか出せない色気で勝負する濃厚な濡れ場にでも挑戦すれば、再び鈴木との立場が逆転するかもしれないよ」(同・関係者)
今後の若村の女優人生が〝素晴らしき世界〟になるのかどうかも見ものだ。
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