(画像)Roman Samborskyi / shutterstock
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165キロを封印!? ロッテ・佐々木朗希がメジャーを見据えて“仰天モデルチェンジ”

7月19日と20日に行われるプロ野球「マイナビオールスターゲーム2023」で先発が予定されている千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希に、まさかの〝仰天モデルチェンジ計画〟が浮上している。


「昨年4月に史上最年少の完全試合を達成した他、今年は大谷翔平の持つ日本最速タイの165kmを何度も記録するなど、今や佐々木はまごうことなき若き日本のエース。当然、すでに複数のメジャースカウトが熱視線を送っており、近い将来のメジャー行きは確実視されています」(スポーツライター)


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しかし、現在のままでは、佐々木がメジャーで活躍するのは難しいとの懸念もあるという。


「完全試合に最速の速球、1試合奪三振日本記録と、データ的には今すぐにでも通用する。しかし、あの線の細さが示すように、佐々木はまだまだ基礎的な体づくりができていません。昨年の登板数が20試合で規定投球回に達していないことからも、1年通じて戦う体力づくりができていないことは明らかでしょう」(同・ライター)


他の選手より登板間隔が長いことも、メジャーに適応できない要因と見られている。

体に負担の少ない“技巧派”へ

「佐々木はずっと中6日のローテで回っていましたが、5月はマメの影響で、3週間も登板間隔を空けている。復帰した6月も微妙な成績で、18日には自己最多の4失点。これを受け、吉井監督は登板間隔をさらに広げることを示唆していますからね。メジャーの先発ローテは、100球交代を目処にした中4日が主流。とてもじゃないが佐々木はこのタイトさに耐えられないでしょう」(スポーツ紙記者)

元メジャーリーガーのDeNA・バウアーは、このローテーションを崩さず、日本に来てからも中4日で先発登板しているほどだ。


そこで浮上しているのが、体への負担が少ない投球スタイルへの転身だ。


「速球派ゆえに力を込めた投球でスピードを出そうとしますが、今の佐々木がこの投球スタイルを続けていれば、早晩体はもたなくなる。そうなると、必然的に〝モデルチェンジ〟が求められることになるでしょう。中4日で今のような160キロ台を多投していると肩を消耗しますから、メジャーへの布石として、変化球やコーナーをついて打ち取る〝技巧派〟に転身する可能性もある。三浦大輔、山本昌、石川雅規しかり、こうした投球術だと体への負担も少なく、長く活躍できますからね」(球界関係者)


メジャーという夢を叶えるためには、大胆な投球スタイルの変更も致し方ないということか。