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交際相手の女性3人を脅迫し軟禁…日常的な暴力で洗脳していた男を逮捕

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暴力と脅迫で女性を支配していた男が捕まった。

6月29日までに同居する女性たちへの脅迫容疑で滋賀県警大津北署に再逮捕されたのは、同県大津市で設備業を営む山森健容疑者(43)。警察の調べによると、同容疑者は26〜37歳の3人の女性と自宅で同居。日常的に脅迫し、支配していたというのだ。

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捜査関係者が言う。

「事件の端緒は今年5月17日、同居する26歳の女性が『男から暴力を振るわれている。逃げ出しても捕まる』と、110番通報したこと。捜査員が急行すると、家には36歳と37歳の女性もいて、26歳の女性は『大丈夫、何もされていない』と答えたという。その様子があまりに不自然だったため、捜査が始まったのです」

逃げ出す度に連れ戻され暴力

この際、山森容疑者は26歳の女性をパイプ椅子で複数回殴ってケガをさせた疑いで逮捕されたが、その後日頃から脅迫し、マインドコントロールしていた事実が明らかになったという。

「山森は30代の女性らに、『何年も何もせんと食わしてもらいよるんや』『蹴り殺すぞ、こらぁ』などと暴言を吐き、日常的に脅迫していた。自宅は常に無施錠で女性たちは過去に何度も逃げ出したが、そのたびに『逃げたら親に危害を加える』などと言って連れ戻され、逃げ出す気力さえ失っていたのです」(社会部記者)

もっとも、同事件で最も注目されたのは、女性たちと容疑者がどんな関係にあったのかという点。実は彼女らは、山森容疑者の過去の交際相手だったのである。

「37歳の女性は約16年前、36歳の女性は約11年前、また26歳の女性は約4カ月前に家に連れて来られた。そのうち同居期間が長い30代の女性たちを山森は事務所で働かせ、生活費として25万円の月給を渡していたのです」(同)

欲望とストレスのはけ口を女性に向けた同容疑者は、容疑を認めているという。

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