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夏の甲子園予選「岩手県」が熱い!? 期待される“ダブル佐々木”対決はあるか

阪神甲子園球場
阪神甲子園球場 (C)週刊実話Web

夏の甲子園予選は岩手が熱い! 7月7日、今夏の甲子園大会出場をかけた高校野球岩手県大会が幕を開けたが、その行方ががぜん注目されているのだ。

「地元は、『岩手にプロ野球のスカウトが大挙して来ることになりそう』と大騒ぎ。実際、菊池雄星、大谷翔平、佐々木朗希が球児だった頃にはスカウトがやって来て、『ネット裏は観客よりスカウトの方が多い』なんてジョークも飛び交ったが、今夏はそれが再現されるかもしれないのです」(地元メディア記者)


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理由は投打に注目を集める2人の佐々木の存在だ。「打」の注目株は、花巻東高校の佐々木麟太郎(3年)。体重113キロの恵まれた体形から生み出されるスイングスピードとパワーで、すでに高校通算130本以上の本塁打を量産。そのため、「将来の主砲候補」として初戦から視察するスカウトも少なくないと評判だという。

「入学当初から注目されていた選手なので、今夏の視察は彼が持つ桁違いの才能の〝確認〟になりますね」(在京球団スカウト)

両者の対決にも期待!

対する「投」の注目株は、大船渡高校の佐々木怜希(3年)。千葉ロッテ所属の〝令和の怪物〟佐々木朗希の弟だ。

当然ながらこちらはアニキ譲りの野球センスを武器に、シュアなバッティングでチームに貢献してきた。また、その一方で昨秋からは内野手から投手に転向し、今年春には最速139キロをマーク。球速、変化球のキレもアップし、「上(大学、社会人)でも、ピッチャーで通用するのではないか?」などとの声も出始めている。

投手としての経験が浅い分、〝伸びしろ〟に大きな期待が高まっているのだ。

「春季大会から怜希が兄と同じ背番号1を背負ったのは、チームの期待もあったらしい。投手としてチェックするスカウトもいれば、内野手として見る者もいる。心配なのは、兄が有名すぎるため、比較の重圧に耐えられるかですが…」(同)

注目の2人は順調に勝ち上がれば、準決勝で対決する。どちらの佐々木に軍配が上がるのか、しばらく岩手県大会から目が離せない状況が続きそうだ。

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