市川團十郎白猿 (C)週刊実話Web
市川團十郎白猿 (C)週刊実話Web

“第二”の芦田愛菜?市川團十郎の長女・堀越麗禾を囲い込む日テレの思惑

客を呼べる数少ない役者の一人だった市川猿之助が逮捕され、歌舞伎でさらに存在感を増している市川團十郎。実は、もう一人、業界で注目の人物がいるようだ。


「團十郎さんの長女、市川ぼたんこと堀越麗禾さん(11)ですよ。今年4月から芸能事務所のブルーミングエージェンシーに所属し、芸能活動を本格化。麗禾さんは、團十郎さんの娘とは思えないほどしっかり者と評判です。両親の良いところを受け継いだ美しい顔立ちで、幼い頃から舞台に出ていたため演技力も高い。テレビ業界でも、〝第二の芦田愛菜〟になれる逸材と注目を浴びているんです」(民放関係者)


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7月3日から東京の歌舞伎座で行われている『七月大歌舞伎』の夜の部「鎌倉八幡宮静の法楽舞」では、團十郎と、弟の八代目・市川新之助こと勸玄くん(10)と共演。見事な舞を披露し、歌舞伎ファンから高い評価を受けている。

女優としてドラマにも起用

そんな麗禾さんを〝囲い込もう〟とする動きもあるようだ。

「日テレは、すでにドラマ『二月の勝者-絶対合格の教室-』で、女優として麗禾さんを起用。また、『ZIP!』や音楽番組『ベストアーティスト』にも出演させるなど、猛アプローチしている。今年の冬ドラマでも麗禾さんに出演を打診するのではないかと噂されています」(同・関係者)


特に日テレが熱心なのには理由がある。


「芦田愛菜さんは、大ブレークした『マルモのおきて』(フジテレビ系)の前に、日テレで放送されたドラマ『Mother』に出演していました。この時の演技が高く評価され、『マルモ』にもつながったわけですが、芦田さんも日テレさんに恩義を感じ、今でも日テレさんの仕事は最優先で受けると言われています。」(同・関係者)


創業者・故ジャニー喜多川氏の性加害問題に揺れるジャニーズ事務所のなにわ男子がメインパーソナリティーを務める『24時間テレビ』でも、今はイメージダウンを恐れてジャニーズタレントと共演したくないという女優が多い中、芦田はチャリティーパーソナリティーを引き受けているほどだ。


「麗禾さんも、芦田さんなみにブレークすると踏んで、日テレさんは今のうちから團十郎さんや事務所スタッフに恩を売っておこうとしているわけです」(同・関係者)


市川中車(香川照之)の長男・市川團子が猿之助の代役を務めて絶賛されているが、團十郎も娘の評価はうなぎ登り。


父の跡を継ぐ重責を担うのは新之助だが、中車の性加害も含め、暗い話題ばかりが続く歌舞伎界に、麗禾さんが明るい話題を提供してくれているのは間違いない。