闇営業騒動で吉本興業から契約解除された元『雨上がり決死隊』宮迫博之の動向に注目が集まっている。吉本興業ホールディングスの大﨑洋会長が、6月29日をもって退社したことで、宮迫の地上波復帰がウワサされているからだ。

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「契約解除後の宮迫は、自身のYouTubeチャンネルで散々、吉本をネタにしてきましたからね。闇営業問題でミソを付けた宮迫に対する大﨑さんの怒りは、まだ収まっていませんよ」（吉本関係者）

2019年6月、宮迫らは振り込め詐欺グループの忘年会に参加してギャラを受け取っていた闇営業が発覚。所属していた吉本に虚偽の説明をしたうえ、無断で謝罪会見を開き、岡本昭彦社長を糾弾したのは記憶に新しい。大﨑会長は宮迫に対して激怒し、同年7月、宮迫は吉本から契約解除された。

「その大﨑会長が6月29日で吉本を退社したことで、地上波復帰の可能性が高くなったと一部メディアが報じたんです」（夕刊紙記者）

宮迫が地上波復帰の布石として、ローカル局に出演を打診しているとの具体的な情報も流れていた。

「闇営業問題が発覚する前から宮迫は遅刻常習者で、しかも若手スタッフには横柄な態度で接していた。すべて酒のせいです。宮迫の酒は、ハートが弱いから不安を打ち消すためのもの。相当な量を飲むから、次の日に自分がADらに暴言を吐いたり、遅刻で現場に迷惑をかけたことは覚えていないかもしれません。でも、やられたほうは忘れませんよ。現在、そのADらが現場を仕切っている。宮迫を使う恩義はサラサラありません」（前出・吉本関係者）

“ヤラセ”ユーチューバーとの共演も

もう一つ、宮迫の地上波復帰に支障をきたしているのが、人気ユーチューバー・ヒカルの存在だ。宮迫と親しい関係にあるヒカルは一昨年12月、ガーシーこと東谷義和被告（暴力行為等処罰法違反の常習的脅迫などの罪で6月23日に起訴）を〝詐欺師〟呼ばわりした動画を公開した。

これに当時のガーシー被告は激怒。昨年2月、暴露系YouTubeチャンネルを開設し、ヒカルの動画にヤラセがあったことを暴露した。ヒカルはヤラセを認めたうえ、ガーシー被告に謝罪。以降、ガーシー被告について逮捕・起訴されても一切触れていない。

「ヒカルは宮迫が経営する焼肉店を動画でサポートしている。5月下旬に投稿されたヒカルの動画に宮迫が出演した際、宮迫は慢性アルコール依存症に近い状態であることを告白している。ヒカルはガーシー砲も浴びテレビ界から信用をなくしている。同類相憐れむではないですが、ヒカルと関係が切れない限り、テレビ復帰はとても無理」（バラエティー番組スタッフ）

酒とヒカルを断てるか。