フジテレビの〝チョンボ〟が注目されている。アニメ番組『ちびまる子ちゃん』の企画に応募し、番組内で作品が紹介された視聴者に、プレゼントが発送されていなかったことを6月25日に公表し、謝罪したのだ。
「フジによると、同番組の俳句と大喜利企画に応募し、昨年6~12月に紹介された29作品中、22作品の応募者にプレゼントが未送付だった。原因はシステムの不具合で応募者の氏名や住所を自動消去したためで、公表したフジは再発防止を誓っています」(民放関係者)
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加えて、同局はプレゼントが届いていない人たちに、「サイトを介した名前や住所の再入力」を呼びかけているが、実は局内ではこの騒動が思わぬ方向に転がりだしているという。
「それが、騒動でミソを付けた『ちびまる子ちゃん』の打ち切りです。1990年にスタートした同番組は、当初2桁台の視聴率を誇っていたが、今では5%台に低迷。おかげで『サザエさん』と一緒に打ち切り、日曜18~19時枠をリニューアルしようとの声が上がっているのです」(関係者)
昭和の家族は令和時代には響かない!?
ちなみに『ちびまる子ちゃん』に続いて放送する『サザエさん』は、今年放送開始から54年を迎えた国民的アニメだが、今やこちらの視聴率も1桁台。そのため、セットでの打ち切りが急浮上し始めているのだ。
民放関係者が、両番組の凋落要因をこう語る。
「テレビ離れなどでリアルタイムの視聴率が急落中だが、両番組はどちらも昭和の家族を描いた作品。核家族化が進む令和の時代には不釣り合いで、共に作者が亡くなっていることから新しいエピソードも出てこない。マンネリ感に視聴者が飽きていることを感じたフジでは、以前から打ち切り説も上がっていたのです」
もっとも、打ち切りが決まった場合、この2つのアニメには思わぬ〝フィナーレ〟も待っていそうだとか。
「2番組の放送終了を大々的に発表し、カウントダウン的に最終回まで放送していけば、注目度がアップし視聴率が取れること間違いなし。業界で凋落著しいフジは、打ち切り決定の際には、この方法に打って出るはずと評判なのです」(同)
どんな決断が下るのか?
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