強制性交の疑いで書類送検されるも、いまだ処分がはっきりせず、宙ぶらりんのまま“謹慎状態”が続いている埼玉西武ライオンズの山川穂高(31)。一向に出口の見えない状態だが、水面下では〝ウルトラC〟の仰天プランが浮上しているという。
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「現在、関係者の間では、山川の巨人行きがほぼ確実視されています。巨人はチームメイトへの暴行問題で日本ハムを追われた中田翔のように、不祥事選手を受け入れる〝更生施設〟の機能を果たしている。西武側は、処分の難しい山川を半ば押し付けるがごとく、巨人側に引き取ってもらうことを期待しているようです」(スポーツライター)
これを裏付ける光景も目撃されている。
「6月13日、東京ドームで行われた巨人対西武戦の試合前練習で、巨人・原辰徳監督と西武・渡辺久信GMが、あいさつの流れで会談を始めました。関係者の間では、ここで山川の処遇が話し合われたと言われています。編成を担当する渡辺GMと、同じく編成権を持つ〝全権監督〟原監督の間で話を詰め、中田のように処分が下されてからトレードに出す形が模索されたようです」(同・ライター)
厄介払いをしたい西武と、問題選手の受け入れで泥をかぶる代わりに主力を獲得できる巨人。双方の利害も一致する。
原監督の“親心”
さらに、このトレード要員には驚くべき名前が挙がっているというのだ。
「現在、双方の間では、山川と中島宏之の交換トレードが検討されているそうです。本音は厄介払いですが、建前は主力のトレードである以上、ビッグネームの放出が不可欠。そこで、かつて西武に在籍した中島に白羽の矢が立ったというのです」(同・ライター)
中島の名前が挙がるのは、渡辺GMが監督時代にキャプテンを務めたことも影響しているようだ。また、この話には原監督の〝親心〟も見え隠れするという。
「巨人は中田でファーストが埋まっている上、薄氷のAクラス争いでチャレンジングな起用をする余裕がない。これにより、中島は名球会入りの2000安打まであと77と迫りながら、今季1軍出場がありません。このままでは未達成での引退が濃厚ですが、原監督は第2回WBCで侍ジャパンに選出して以来、中島が大のお気に入り。19年の監督復帰時、真っ先に中島を獲得したのもこのためだと言われていますからね。古巣に戻し、2000安打を達成してほしいという、せめてもの〝親心〟なのです」(同・ライター)
いずれにせよ、山川に対する司法の判断次第で球界に大きな変動がありそうだ。
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