7月期に放送されるフジテレビの月9ドラマが大きな注目を集めている。前枠に放送されていた木村拓哉主演の本格ミステリー『風間公親―教場0―』とは打って変わり、まさに月9ドラマの真骨頂ともいうべきコテコテのラブドラマに先祖返りを果たすからだ。
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今回、フジテレビが気合いを入れて取り組むのが、真夏のビーチを舞台に男女8人の恋愛模様を描いた『真夏のシンデレラ』。
「視聴率競争で他局に遅れをとるフジテレビが原点に帰って制作する月9です。『教場0』の世帯平均視聴率は、キムタク主演ドラマ初となるシングルを記録したのと同時に、ミステリー路線では数字がとれないことが明らかになった。今回はその反省から、本来の月9ファンを取り戻すべく恋愛ドラマで勝負に出るのです」(テレビ誌記者)
もう一つ、業界関係者の耳目をさらったのが、ヒロインの森七菜。2021年1月に所属していた事務所から移籍した際、トラブルに見舞われたが、『ソニー・ミュージックアーティスツ』とエージェント業務提携を発表し、その後は破竹の復活劇を果たした。
「昨年1月期に放送された『逃亡医F』(日本テレビ系)で脇役として出演。今年4月にはロッテ『爽』のCMキャラクターに起用された。また、映画『銀河鉄道の父』では主演の役所広司や菅田将暉らに匹敵する存在感で注目を浴び、6月23日から公開される映画『君は放課後インソムニア』では俳優・奥平大兼とダブル主演を務めた。いまや映画&ドラマ界で起用したい若手女優の筆頭です」(芸能プロ関係者)
ギャラの安さも魅力のひとつか
上昇機運の森を月9ヒロインに抜擢したフジテレビ。当初はキャスティングでひと悶着あったという。
「月9はフジの大看板です。森をめぐって問題視されたのが、やはり移籍トラブルだった。芸能人にとって移籍トラブルは大きな損失を意味し、最悪の場合は引退を余儀なくされるケースもある。当然、スポンサーから説明を求められるわけです」(制作事情通)
それでも、フジサイドが森を起用した理由が2つあるという。1つは芸能界において、森が唯一無二の演技力を誇ること。
「演技力に関しては映画界の巨匠である是枝裕和監督も認めている。加えて、ドラマ界でも各局の名うての演出陣がヒロイン選考会議で、まず名前を挙げるのが森なんです」(ドラマプロデューサー)
2つ目はギャラだ。
「森のギャラは1回あたり70万円〜。このギャラだったらどこも起用したがる。ちなみに、同世代の清原果耶は110万円〜。森は格安なんですよ」(制作関係者)
森は視聴率で『真夏のシンデレラ』となれるか
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