元日本テレビの看板アナ、羽鳥慎一の高笑いが聞こえてきそうだ。つい先ごろ某大手広告代理店と民放テレビ局系シンクタンクの調査で明らかになったのがフリーアナの年収だ。
「内々に誰が一番稼いでいるのかを調べたんです。圧倒的なトップは羽鳥です。年収は5億円。2番目が元朝日放送の宮根誠司の4億円。3位が元NHKの武田真一で2億円。4位が元日テレの桝太一と元中部日本放送の石井亮次で1億円。やはり、帯番組を持っていることが高収入につながっています。テレビ不況と言われる昨今ですが、この5人に限っては無風です」(事情通)
押しも押されもせぬ売れっ子5人組には、ある共通点がある。「それはCMを受けないことです」と語るのは大手芸能プロ関係者。
「フリーアナはタレントで的な要素を醸し出しているが、そうではない。あくまでも司会業なんです。一番大事なのはイメージ。CMに出てキャラがついてしまったらフリーアナとして致命的なんです。唯一、石井が21年にCMに出演しているが、名古屋限定です」
テレビ局に残っていたら…
さらに、ある制作ディレクターは次のように解説する。
「この5人はいずれも局の看板である帯番組を担っているわけです。万が一、出演しているCMの会社が何かの不祥事を起こした場合、コメントを発せられなくなるわけです」
その結果、売れっ子司会者は、どんなに札束を詰まれようがCMだけは受けないという。そうした中、なぜ羽鳥アナだけが、ギャラがトップなのか?
「まず『モーニングショー』(テレビ朝日系)のギャラが高い。朝帯の視聴率もトップでテレ朝にしたら羽鳥は神様です。さらにバラエティー番組は日テレのGP帯が中心で、お互いにWIN・WINな関係を保っているんです。しばらく、この順位は変わらないですね」(テレビ関係者)
ちなみに、もし羽鳥アナが日テレに残っていたら…。
「年収2000万円が限界ですね。下手をしたら、切っている可能性もある」(同)
羽鳥アナの一人天下はしばらく続きそうだ。
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