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灼熱の火花散る!『オートレース』情報~川口『GⅠキューポラ杯』の見どころ【前編】

『オートレース』情報
『オートレース』情報 (C)週刊実話Web

いよいよ夏本番が到来! オートレース界の夏の風物詩といえば、川口オートの『GⅠキューポラ杯』だろう。今年は7月13日から17日までの5日間開催される。今週から2週にわたって、このシリーズの見どころ、そして優勝戦線を占っていきたい。


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今年のキューポラ杯もナイターで開催されるため、季節的な「熱走路」の影響は少ないだろう。そう考えると、やはり実力上位陣の台頭と考えるのが賢明だ。中でも佐藤摩弥の近況が素晴らしい。先の地元普通開催で道中、永井大介を差し込んでの優勝は見応え満点だった。特に、ハンデ位置が相当に厳しいポジションとなっており、それを跳ね返してのV。今年の優出回数は、これで9回目。今年の初優勝となったが、ここからさらに流れに乗っていきそうな雰囲気である。

佐藤摩弥を地元の中心選手として推奨

その要因は、やはりエンジン。「さばいていける」状態であり、しかもスタートの切れも申し分ないから、鬼に金棒。地元川口の代表選手として推奨したい。

その佐藤に負けず劣らず若井友和の動きもいい。スタートが課題だが、「道中負け」することは考えにくいほど、動きがいいだけに、スタートさえ互角なら脅威となる。

中村雅人、永井大介、黒川京介も堅調だが、逆に心配なのが加賀谷建明、小林瑞季。両者とも好調時から比べ7割程度の動き。どこまで立て直してくるかだが、両者とも好不調がハッキリ試走タイムに反映されるタイプだけに、しっかりと見極めたい。

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