女優の沢尻エリカの芸能界復帰に影響を及ぼすか。

6月16日、俳優の永山絢斗容疑者（34）が大麻取締法違反で警視庁に逮捕されたことで、沢尻の今後の動向に注目が集まっている。

沢尻は2019年11月、麻薬取締法違反容疑で警視庁に逮捕された。翌年2月、懲役1年6カ月、執行猶予3年の有罪判決を下され今年2月に執行猶予が明けた。

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「執行猶予が明けた矢先の3月には、モデルの道端ジェシカが合成麻薬（MDMA）を所持していたとして、麻薬特例法違反容疑で警視庁に逮捕（不起訴処分）。沢尻の復帰計画は一旦とん挫したんです」（女性誌記者）

当時、沢尻をマネジメントするエイベックスの関係者は本誌に「秋に向けて復帰の準備をしていたんですが、道端の逮捕で不本意ながら過去のことが蒸し返されるので、沢尻本人からも申し出があり、しばらく静観しようということになりました」と語っていた。

完全復帰なるか!?

その後、沢尻の近況はパッタリと止んだが、6月15日発売の『女性セブン』と『フライデー』が、そろって沢尻の近影を報じた。

「フライデーは、以前から沢尻の近影を撮っていたが、来るべき日（復帰）のために掲載を控えていた。そこに女性セブンで最近の沢尻の姿を取り上げるという情報が入ってきたので、掲載に踏み切ったのです」（大手出版社幹部）

ところが翌日の16日、今度は永山容疑者が逮捕されたのだ。沢尻とはまったく無関係だが、同じ薬物事案ということで、道端のときと同じく復帰計画に支障をきたすのでは、と危惧されているわけだ。

「永山の逮捕で再び薬物への関心が高まっている。完全復帰を目指す女優にとって〝巻き込まれ事故〟ほど気の毒なことはありません」（中堅プロマネジャー）

そもそも、沢尻は逮捕される10年以上前から違法薬物を使用していた。

「沢尻は復帰したい気持ちは強いのですが、テレビ局も映画会社も怖くて起用できませんよ」（芸能関係者）

先のエイベックス関係者も「復帰の話は具体的に進んでいません」と、カムバックはまだ不透明だ。