ジャニーズ事務所創業者・ジャニー喜多川氏の性加害問題をめぐり、再ブレーク中の田原俊彦が窮地に立たされている。

「田原はジャニーさんの性加害について〝話したくないよ。ジャニーズ辞めて30年だよ。そんな人間が言っちゃダメでしょ〟とコメントしていた。誰もが納得するコメントだったんですが、6月18日放送の『爆笑問題の日曜サンデー』（TBSラジオ）で〝ジャニーさん万歳！〟と叫んだ上に〝ジュリー（藤島ジュリー景子社長）は、みんなで守ろう〟とやらかした。田原の空気の読めないこのコメントはシャレでは済まされない。再び干されるかもしれませんよ」（番組制作スタッフ）

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1989年8月、写真週刊誌『フォーカス』はジャニー氏が撮影したと思しき合宿所での写真を掲載した。これら流出写真の中には、風呂場でジャニー氏が田原の背中を流している全裸カットまであった。

「立場がまるで逆。田原はジャニーさんを『ジャニー』と呼び捨てにしていましたからね。しかも、ジャニーさんの目を盗んでは女遊びを繰り返していた。中にはスキャンダルに発展しかねない女性もいた。それを裏でガードしてきたのは、ジャニーさんと実姉のメリー喜多川さんだったんです」（ベテラン芸能ライター）

“ビッグ発言”が原因とされていたが…

田原と噂になった女性芸能人の中には、三原順子（現・三原じゅん子）、松田聖子、中山美穂といった超人気アイドルもいた。特に、決定的写真を撮られた中山との関係は、業界筋で大問題になった。

「田原と中山のハワイ旅行も報じられた。中山はジャニーズ事務所と同じようにテレビ局に影響力を持つ大手プロ系列に所属していた。田原との関係を知った事務所オーナーが激怒したことで、田原は芸能界から干されそうになったんですが、ジャニーさん、メリーさんがオーナーに頭を下げて事なきを得た」（同）

ジャニー氏とメリー氏に守られてきた田原は、94年3月にジャニーズから独立。その前月に入籍したモデルの向井田彩子さんとの間に長女が誕生したことを受けて記者会見。「僕くらいビッグになると…」の〝ビッグ発言〟で、メディアから猛バッシングを浴びた。

「田原は〝ビッグ発言〟で芸能界から干されたとされていましたが、実際は事務所に報告もせず、結婚して独立したことがジャニーさんとメリーさんの逆鱗に触れたんです」（音楽関係者）

その田原による「ジャニーさん万歳！」「ジュリーはみんなで守ろう」のビッグマウス再来。

「ジャニーさんらを擁護するような発言は、視聴者の反感を招く。ジャニーズに対しても配慮を欠く。正直、テレビ局は使いづらい」（前出・番組制作スタッフ）

口は災いのもと。